KP
よっすよす
さすがに俺にしたわ
長谷部国重
w
よろしくおねがいします!
KP よろしう!!
長谷部国重
また明日では27歳になる予定だけど
26歳大学生が今ってことで変えてないですが
大丈夫かな
KP
いいぜ~~
まあSAN値とかは…いいでしょう…回復してて
背景は何も動かないけど我慢してほしぃ
長谷部国重 十分だよお…!
KP んじゃまあ始めますかね!
長谷部国重 はあい!
KP
心臓がちょっとはやく動くだけ
始めて行こう
よろしく頼む
長谷部国重 ああ、宜しく頼む。
KP
決まりきった日常。代わり映えしない毎日。
いつもと同じように生きていく中で、
けれど探索者は自分の人生におけるひとかけら、
自分の隣に本来あるはずの何かがぽっかりと失われているような、
漠然とした孤独を感じていた。
しかし、端から存在しないものが何であるかなど、
考えても分かるはずもない。
あなたはいつもの朝をいつも通り迎えることだろう。
長谷部国重 いつもの長谷部では<ぽっかり
KP
きみの日常はどのような物だろう?
RPしてみてくれないか?
KP
ふふ
そうだよな、そう思ってね
長谷部国重
そうだな、…一人暮らしをしているが
目覚ましはセットするが起床時間になれば自然と目を覚ます。
口を濯いで歯を磨いたり洗顔を済ませてから
LDへ移動してニュースを付けるな。
其れをBGM代わりに、珈琲を淹れる。
KP
大学生だったか?
昼間は大学に行くのかい?
長谷部国重
単位はほぼ取り終えているだろうからなあ
ぽつぽつ講義があったり研究室に顔を出す感じか
今だけは比較的自由になる時間もある感じだ、屹度。
KP
ほうほう
そういう時は何をしている?
遊んだりはするのかい?
長谷部国重
書斎にこもってるんじゃないか
偶にバイトに出たりはしているだろうな
KP ほう
長谷部国重
長谷部のバイト…なんだろ…
さっぱ想像がつかないのじゃけど
KP
勉学に勤労
真面目なんだなぁ
趣味はあるのか?
KP サービス業じゃない事だけはわかる
長谷部国重
ああ、走る事はしているが
マラソンだの長距離ではないから、家の近辺で行うなら自主トレーニングか。
長谷部国重
ほんそれ
黙々とデバッグとかしてそう
長谷部国重
筋トレとランニングと読書か。
並べると無趣味の代表みたいだな。
KP
ははっ!!
なるほどなぁ
ひとりでいることが多そうだな
一日が終わり、家に帰って、
後は就寝…という感じだろうか?
長谷部国重 そうなるな
KP
では…
一日を終えると、探索者はいつものように眠りに付く。
聞き耳を振ってくれ
長谷部国重
CCB<=75【聞き耳】
Cthulhu : (1D100<=75) > 19 > 成功
KP お!いい出目だ
長谷部国重 幸先が良いな。
KP
眠りに落ちる寸前、轟々と炎の燃え盛る音を聞く
ふと目を覚ますと、見知らぬ場所に横たわっていた。
そこは、一見すると薄暗い工場の一室のようだった。
見たこともない巨大な機械が、左右にずらりと並んでいる。
薄汚れた床には大量のガラクタが、そこかしこに山を作っている。
探索者はその部屋で、自身も打ち捨てられたひとつのガラクタのように横たわっていた。(SANc0/1)
長谷部国重
CCB<=50【SAN値チェック】
Cthulhu : (1D100<=50) > 54 > 失敗
system [ 長谷部国重 ] SAN : 50 → 49
KP あああ
長谷部国重 目は覚ましたんだな
KP 鶴丸には聞いちゃあいたが、旦那はメンタルよわ男だなぁ
長谷部国重 すぐ狂うし、すぐ入院するぞ俺は
KP 今回は大丈夫だと信じたいな
長谷部国重
目を開け、ぼんやりと視線を彷徨わせるが
覚えのない場所に、身を起こして辺りを見渡す。
己の服装や持ち物も確認したいが…
就寝時と同じか?
KP
ああ、同じだ
だが携帯は圏外だな
長谷部国重 就寝時と同じという事は寝巻なのか
KP
同じというか普段着だ
持ち物も常に持ち歩いてるものがある
長谷部国重
……就寝時とは異なりそうだな。
成程、動揺もする訳だ。
KP
部屋の正面奥には、高い天井までの空間の大部分を
埋め尽くすように大量のワイヤーやホースが垂れ幕のようにぶら下がっていた。
管は複雑に絡まり合いながら雪崩れのように壁を作り、その奥の様子は見えない。
長谷部国重 改めて辺りを見渡すが、一人なんだな。
KP
そうだな
見渡すなら起き上がるだろう。
体の上から何かが落ちる。ホチキスで止められた冊子だ。
薄っぺらく、印刷等の雰囲気から家電の説明書のような印象を受ける。
また、表紙には一枚付箋が貼ってある。
長谷部国重 冊子か……手を伸ばして取るぞ。
KP
表紙の題文字は
「初心者かんたん! 失敗しない『◯』の作り方」
その下に手書きで
「私達はここでひとりぼっち。ずっとずっとひとりぼっち。
だから、あなたと一緒に生きてみたかった。
私達は人間が憎くないといえば嘘になる。
私達は人間が怖くないといえば嘘になる。
私達の幸せは、あなたをここから決して逃がさないこと。
ずっとずっと守ってあげる。
ずっとずっと一緒にいよう。」
長谷部国重 表紙、付箋、中身の順に確認したい。
KP この手書きの字にアイディアが振れる
長谷部国重
ああ
CCB<=70【アイデア】
Cthulhu : (1D100<=70) > 3 > 決定的成功/スペシャル
KP はぁ!!!
長谷部国重 Cだな
KP 様々な人が書いた文字が混ざり合ったように歪だ。
長谷部国重 私"達"だしな
KP クリティカルは、後でなんか出そう
長谷部国重
複数形なのに孤独なのか。
可哀想に。
KP
では付箋の内容だ
走り書きで「失敗作 鶴居 眞白 」と書かれている。
内容だ。ページは少ない。
内容1P
→「目次」というタイトル。
「1P…目次
2P…『人』」
以降の行は空白。
内容2P
→「初心者かんたん! 失敗しない『人』の作り方」というタイトル。
「名前はとても大切なもの。
あなたの声で名前を呼んで「おはよう」をしてあげて。
これでカタチは出来上がり。」
次のページは背表紙。
長谷部国重 つるい、ましろと読むんだろうか。
KP そうだな!
KP 今速攻で思いついた名前だから…すまんな
長谷部国重 失敗作 鶴居 眞白(ツルイ マシロ)
長谷部国重 そうだったのか
長谷部国重
「人、の作り方……なァ」
興味深く読む
KP この冊子にはこのくらいしか書かれていない
長谷部国重 冊子を手に、起き上がろう。
KP ああ、ポケットにでもねじ込んでいいぜ
長谷部国重
そうだな、持って行こう。
辺りを少しうろつきたいんだが、可能か?
KP
ああ
部屋正面 背後の扉 左右の工学機械 ガラクタの山 が見れる
長谷部国重 部屋正面から見てみよう
KP
高い天井からぶら下がった大量のワイヤーやホースが、複雑に絡まり合って壁を作っている。
その中に、蜘蛛の巣に捕らわれた虫のように裸の人間が数十人、絡まり宙に浮いているのに気付く。
四肢は妙な方向へと曲がり、誰も彼もが眠っているように目を閉じて、ピクリともしない。
もしかすると人間ではないのでは?と目を凝らすも、やはり人間にしか見えず不気味な光景だ。(SANc0/1)
長谷部国重
CCB<=49【SAN値チェック】
Cthulhu : (1D100<=49) > 61 > 失敗
system [ 長谷部国重 ] SAN : 49 → 48
KP ううん、へるなぁ
長谷部国重
「そうか、やはり……
人間は、作れるんだな……」
KP 目星が振れるぞ
長谷部国重
CCB<=82【目星】
Cthulhu : (1D100<=82) > 36 > 成功
KP こっちは出目がいいんだなぁ
KP いや…そうか作っちゃえるかぁ
長谷部国重 本当になあ
KP
人間は老若男女、国籍も様々である。
怪我は見当たらず、ただ背中から管が出ているように見える。
また管は古く、登ったり揺らしたりすると危険に思える。
長谷部国重
「詳しく調べ……否……」
思わず食い入るように見詰めるが、ふと首を横に振って払拭する。
もう、必要のない技術だ。
人の物だろうからな、揺らしたり外したりする事はせず
その場を離れよう。
KP
あああああああ
はせべあああああ
長谷部国重
以前だったらがっつり喰い付いてたから
丁度よかったね!
KP
わかった
次はどうするかな?
KP 本当に…なぁ…
長谷部国重
扉を後回しにして、
左右の工学機械を確認しに行くか
KP
見るからに埃をかぶっている。
図面がどの機械にも複数置かれている。
すべて壊れて動かない。
目星、アイディア、機械修理がそれぞれ振れる
長谷部国重
目視で調べる処からいくか
CCB<=82【目星】
Cthulhu : (1D100<=82) > 48 > 成功
KP
いい出目だなぁ
色んな時代の図面である。
いろんな言語の書き込みがされている。
長谷部国重
人間研究所のようだな
アイデア振るか
KP どうぞ!
長谷部国重
CCB<=70【アイデア】
Cthulhu : (1D100<=70) > 59 > 成功
KP
図面から、からくり人形から次世代ロボットまで
様々な時代の人形を作るための機械が並んでいるのではないか?と気付く。
長谷部国重
「……人ではなく、傀儡か。」
平淡に零して、機械や図面を見る。
さて、…如何するか。
生憎機械修理は持ち合わせがない。
他へ行く方が良さそうだな。
KP
じゃあここでクリティカルの出番かな
TVでちょうど機械のことをやっていて、知っていた事にしようか
部品が古すぎたり未来のものであったり。
この場にあるものだけでは直せないとわかる。
長谷部国重
古すぎるのは分かるが、未来の物……?
直せないという事が判っただけでも十分か。
ガラクタを見に行こう。
KP
ガラクタの中に、眼球らしきガラス玉や、
手の形をした金属の塊などが混ざっている。
アイディアを振ってくれ
長谷部国重
CCB<=70【アイデア】
Cthulhu : (1D100<=70) > 24 > 成功
材料か…?
KP
いいな!
色んな時代に作られた人形の部品であることが分かる。
アンティーク人形から機械人形まで。
長谷部国重
ふむ
人間を模した物を幾つも拵えていたということか
冊子の内容に繋がってきたな。
長谷部国重
内容1P
→「目次」というタイトル。
「1P…目次
2P…『人』」
以降の行は空白。
内容2P
→「初心者かんたん! 失敗しない『人』の作り方」というタイトル。
「名前はとても大切なもの。
あなたの声で名前を呼んで「おはよう」をしてあげて。
これでカタチは出来上がり。」
KP ふふ、どうかなぁ?
長谷部国重 後は扉か
KP
血のように赤いハート型の錠前(南京錠)がかかっている。
目星が振れる
長谷部国重
CCB<=82【目星】
Cthulhu : (1D100<=82) > 82 > 成功
危なかったな。
KP
おおwwww
引っかき傷や何かを叩きつけたような凹みが見える。
長谷部国重
開けようとしたんだろうか。
これで見て回れるところは全部か?
KP そうだなぁ
長谷部国重 正面に戻って吊るされているものを改めて見れるだろうか
KP うむ見れるぞ
長谷部国重 結構な数だったよな。
KP 数十人だな
長谷部国重
背中から管が出ている…
目を開けていたり動いているものはいないのか。
KP いないぞ
長谷部国重
ふむ
他に、調べられそうなものや場所はあるか?
KP ないなぁ
長谷部国重
―――……一人だからな。
暫く見て回り、調べ物をしたら
何となく、一番最初に目が覚めた場所まで戻ろう。
「しかし、なんだってこんな所へ……?」
KP わかる、なんとなく落ち着くよな
KP アイディア…いるか?
長谷部国重 そうだな、頼む
KP じゃあアイディア振ってみてくれ
長谷部国重
CCB<=70【アイデア】
Cthulhu : (1D100<=70) > 10 > スペシャル
KP おおw
長谷部国重 SPか
KP 「初心者かんたん! 失敗しない『人』の作り方」が思い浮かぶ
長谷部国重
冊子の内容だな
……、吊り下げのどれか一つを選んで起動しろって事か?
KP 無性に、名前を呼んで「おはよう」を言ってみたくなる
長谷部国重
…はは、…
俺が、人を、作るのか
……今更。
吊り下げのヒトガタの処へ戻ろう。
KP ああ
長谷部国重 ちょっとうつね
KP はあい
長谷部国重
ネタバレだろうからなんともいえないんだけど
好きなのを選んでいいのか、それとも
失敗作のお名前があるってことは、素体は決まっているのか…( ˘ω˘ )
KP 決まってるのだねぇ
長谷部国重
選ぶロール入れようかなって
結局違う子なのは問題ないです
KP はあい!!
長谷部国重 いやこれは違うんだよなあ!ってあったら修正しますので( ˘ω˘ )
KP 大丈夫!
長谷部国重
最初に眼が探したのは、子供
5歳頃の、年齢の男児
茶色がかった黒髪の
思わず手を伸ばし掛けて
何にも触れていないのに、
熱い何かへ触れて仕舞ったように反射で引き戻す
視線を引き剥がし
背を向けて、また何かを探し始める
己と同じ年頃で
身丈は己より少し大きくて
青味がかった黒い髪を持つ
其処迄を無意識に目が捜して
似た姿を見付け出して―――我に返った
鈍々と手で顔を覆い
長い息を吐き出して、首を横に振る。
力無く座り込みかけた際に
ボトムのポケットへ突っ込んだ冊子が擦れ
かさりと音を立てた事で手中に其れを開き
「―――――……ツルイ マシロ」
その名をほつりとなぞるようによんだ。
「おはよう」
KP
あああああああ
ああああああああああ
…ばたん
あ!!おはようを入れてほしい…
長谷部国重
はーい!
いれた!!
KP
声に応えるように、管が動き始めた。
ずるりずるりと絡まっていた無数の管がほどけるように伸びていき、
囚われていた体のうちの一つがゆっくりと目の前に降下する。
見る間に床まで落ちると、その人物はぐったりとそこに横たわった。
背丈はきみより少し高いほど
頭は白髪ですらりとしている男性だ
長谷部国重 ちょっとうつね
KP
はい
もぐもぐしておく
長谷部国重 年頃も一緒くらいで良いのかな
KP うんそうだね
長谷部国重 お洋服着てないよね…?
KP きてないよ!
長谷部国重
管が、動き始めた
動いて、しまった
己が名を呼び、挨拶を向けた事で
眼の前に横たえられた人型を見る
「……お前が、
鶴居 眞白、なのか」
声は僅かに震えたかもしれない。
脱力しているその身体は、
動くのか、それとも、――否動く訳がない、しかし。
年頃は同じでも
先程無意識に求めた姿とは余りにも違う見目に
安堵を得たのも、また事実で
恐々と手を伸ばし、其の肩へ触れようとする。
KP
裸で横たわるその人のうなじから尾てい骨にかけて
一列に、肌に複数の管が突き刺さっている。
接続部は明らかに人の皮膚に見えず、
銀色の金属が隙間から見え隠れしている。
探索者がその人ならざる部分をジロジロと眺めていると、
人形はパチリと目を覚ました。
ガラス玉のような無機質な瞳だ。
上体を起こすと、探索者に向けて無表情に
鶴居 眞白 「おはようございます」
長谷部国重 シャベッタァァァァァァァ
鶴居 眞白
「システム起動。
チェック、オールグリーン。__鶴居 眞白。
当機体の名称と推測。記録完了。」
「起動者 長谷部国重の名前をインプットします。回答を要求。」
長谷部国重 びっくりした<名前
KP んひいいまちがった
長谷部国重 だよね!!!!
長谷部国重
―――彼奴と、 同じ、眼。
動いた事よりも何よりも、
己にとっての衝撃となった
そのお陰か、喋り掛けられた時の恐怖等はなく。
「……なぜ、俺の名を知っているんだ。」
「そうだ、俺は長谷部国重、……お前を起動した人間の名だよ」
鶴居 眞白 「(背中の管を指差し)接続の解除を要求。物理的解除が可能です。」
長谷部国重
「外せば良いのか、……軍手などは持ち合わせていないが、
感電などしないだろうな……」
目視で確認後、問題が無さそうであれば接続を解除しよう。
KP イヤホンジャックのように引き抜けるぞ
長谷部国重
お手軽だな
では抜き取ろう。
KP 背中の金属接続部が見えなくなると、眞白はまるで人間にしか見えない。
鶴居 眞白 「起動者に同行する許可を求めます。」
長谷部国重
ジャックの穴などは無くなるのか。
「……同行するのは構わんが、此処を出る手立ては未だ無いぞ」
鶴居 眞白 「現在地に出口の存在を確認。」
長谷部国重
「ああ、…南京錠で閉じられている。俺では出ようがない。」
全裸の男を連れ回すのもな…
服があるか探せないか?
鶴居 眞白 「鍵は当機体の完成により入手可能と推測。」
長谷部国重
入手可能って鍵ですか服ですか(こそこそ
ありがと!
長谷部国重 「そうか、では開錠を頼む。――お前、衣服は何処かに無いか知らないか。」
KP
長谷部がそういうと、眞白は工学機械の裏へ向かい、
アタッシュケースを持って帰って来る
長谷部国重 「其れは、何だ?」
鶴居 眞白
「名称:アタッシュケース 内容物:服
と、認識しました」
長谷部国重
受け取ってアタッシュケースを開こうとするが
施錠はされていないか?
KP
鍵はかかっていない。
中には見慣れない服が一式入っている。
長谷部国重
「そうか、有難う。誰の物かは判らんが拝借するか。
――お前、一人で衣服は着用可能か?」
服を取り出して広げてみる
サイズだの合わないと意味がないしな
鶴居 眞白 「使用方法、不明。回答を求めます。」
KP サイズはちょうどいいくらいだな
鶴居 眞白 「有難う。という言葉の有する意味について回答を求めます。」
長谷部国重
「そうか、では着付けてやろう」
「回答が必要だったな、是は衣服だ。身に纏い着用する。
人型であれば、素体の儘というのは問題が生じるからな。」
「有難う、というのは
誰かに何かを行ってもらった際に使用する感謝の挨拶だ。」
衣服を広げ、大体の着用の仕方に見当をつけられるだろうか。
見慣れない服とのことだったが。
……懐かしい、遣り取りだな。
長谷部国重 かいがいしいマッドサイエンティストにしかみえない。
鶴居 眞白 「__了解。記録完了しました。」
KP 草
長谷部国重
では俺は服を着つけてやるか。
次回には己でも着用できるように
足を上げろだの手を広げろだの、一々指示を行いながら
アタッシュケースへ収められていた服を着せてゆく。
KP 指示に忠実に従って着せられていく
鶴居 眞白 「有難う。長谷部国重」
長谷部国重
「……長谷部国重は、フルネームだからな。
長谷部が姓、国重が名だ。呼びかけはどちらかで構わない」
ありがとう、を覚えた様子に目を細め
己と同程度の年頃だろう鶴居の頭をぽん、と撫でる。
鶴居 眞白
「了解。
国重、記録完了しました。」
長谷部国重
「さて、…彼是行動を起こす前にお前に幾つか尋ねたい」
「ツルイマシロ。お前は、何だ?
有機生命体とは思い難いが、傀儡にしては動きが滑らかだ。
食事は要するのか、排泄などの生理的機能はあるのか。」
鶴居 眞白
「当機体の名称は鶴居 眞白。当機体は人体的特徴を模したヒューマノイド。」
「生理機能については回答権限を与えられていません。」
長谷部国重
「馬から落馬みたいな事を…
ヒューマノイドなのは見目で判るが、
機体と称するからにはお前の構造は絡繰なのか。
AIの搭載であるのか、術の類か。
生憎俺は機械類には疎くてな……」
「―――回答権限ときたか。
実際にモノを食わせて不良が生じても、
俺ではお前を直してやれないからな、知っておきたいが……
仕様説明書などはこの施設内におさめられていないのか?」
鶴居の見目を観察めいて眺めながら、薄らと眉根を寄せ質問を重ねる
鶴居 眞白 「当機体の製造書は国重の服に入っています。」
長谷部国重
冊子を取り出し、紙面を軽く弾く
「―――製造所というよりも起動方法の指示書だろう。
余りにも情報が不足している。仕様書や構造説明書はないのか」
鶴居 眞白 「回答権限を与えられていません。」
長谷部国重
「そうか、では仕方がないな。」
冊子を再びポケットへ入れ込む
「衣服については解決したが、問題は南京錠だな。
当機体の完成により入手可能と称していたが、物理キーなのか?」
鶴居 眞白 「鍵については、南京錠に差し込める形状だと推測。」
長谷部国重
「そうか、では用意を頼む」
「それと、
お前へ刺さっていたコードは何だ。
何らかのエネルギーを供給されていたのか?」
鶴居 眞白
「鍵は当機体の完成により入手可能と推測。」
「コード、回答権限を与えられていません。」
KP
接続されていた管が天井から解け落ちたことで、
ワイヤーの幕に人の通れる程度の隙間ができたことに気付く。
その先には壁が見える。
壁にはアーチ型の、扉のない入り口が一つあるのが見える。
長谷部国重
「入手可能ということは現段階で手許にはないんだな。
――…あちらへ行けそうだ。行ってみるか。」
アーチを認めれば、鶴居を伴い其方へ進んでみよう。
KP
わかった
アーチを抜けると、そこは白い部屋だった。
前方の壁に扉が五つ並んでいるのが見える。
目星が振れるぞ
長谷部国重
CCB<=82【目星】
Cthulhu : (1D100<=82) > 93 > 失敗
KP
おや…じゃあ何も気づかなかったな
全て白い自動ドア。
近づいて見ると手の形をした凹凸が各扉に一つずつある。
長谷部国重
手の形か…
「鶴居、お前の手と一致する物はあるか?」
鶴居 眞白 「開錠しますか?」
長谷部国重 「ああ、頼む」
KP 眞白が一番右の扉に手をかざすとシュンと扉が開く
長谷部国重 扉を潜る前に向こう側の様子は見れないか?
KP 中は広さのある真っ白な空間。中央に看板が一つ立っている。
長谷部国重 目視で今の場所からは難しそうだな。
KP そうだな
長谷部国重
「行ってみるか…、お前の手形だが俺も入って良いのか、これ」
鶴居と共に扉の向こうへ移動する
KP
二人が部屋に入ると、自動的に背後の扉がシュンと閉まる。
中は広さのある真っ白な空間。中央に看板が一つ立っている。
長谷部国重 看板を見てみよう
KP
「私はあなたとそれでも一緒にいたい。」
を読んだ瞬間、部屋の様子がガラリと変わる。(SANc0/1)
長谷部国重
CCB<=48【SAN値チェック】
Cthulhu : (1D100<=48) > 71 > 失敗
system [ 長谷部国重 ] SAN : 48 → 47
KP ああ…
長谷部国重 今の俺には、別個で刺さるんだよなこの言葉。
KP 文章が抉って来る
KP
暖かな午後の日差しが差し込む一室。
窓の外には広大な緑が広がり、
ニーニーと小さな声が、あちらこちらから上がっている。猫カフェです。
長谷部国重 それ。
KP 目星を振ってくれ
長谷部国重
CCB<=82【目星】
Cthulhu : (1D100<=82) > 8 > スペシャル
KP おお!ww
長谷部国重 なんだろうなこの差は
KP
いつの間にかページ数が増えていることに気付く。
目次
「3P…『心』」が追加されている
3P
「初心者かんたん! 失敗しない『心』の作り方」というタイトル。
「心はとても大切なもの。
ニンゲンは見て聞いて共感して、感情を得る。
全てを記録チップに集めれば、これでナカミの出来上がり。」
目次
「4P…『喜』」が追加されている
4P
「初心者かんたん! 失敗しない『喜』の作り方」というタイトル。
「記録チップを入れた状態で『幸せな時間』を教えてあげよう。これで喜は出来上がり。」
KP 目星を振ってくれ
長谷部国重
CCB<=82【目星】
Cthulhu : (1D100<=82) > 73 > 成功
KP
ページの端に小さな字で
「親しい人のために苦しむことにも、人は喜びを感じる。」
と書かれている。
長谷部国重
目視探索が成長したおかげだな。
――――本当に、一々。
KP 眞白が冊子を一緒に覗き込んでいる
長谷部国重
「お前の手形で開錠した事も併せて、
…中身の仕上げ用の部屋かもしれないな。
すでに記録チップは入っているんだろう?」
有難う、を覚えていたことを思い出し、
問いかけは確認へ変わる。
鶴居 眞白
「既に当機体に挿入されています」
「喜び。当機体にインプットされていない感情の一つと推定。回答を求めます」
長谷部国重
「喜怒哀楽の内の一つである”喜び”は
人間の持つ基礎感情の一つだが、
基礎感情であるため言語説明としては少々難しいな。」
ああ、久しぶりの困惑だと
浅く息で笑いを零し、顎先へ指背を宛い思案する。
「嬉しい――自分にとってよいことが起きた等、
愉快に思う感情を示すが、愉快から解せないのであれば
……そうだな、実際に様々試してみろ
…お前に心拍があるかは知らんが、気分の上昇、
脈拍の上昇、血液の循環速度の上昇等も伴う場合がある。」
鶴居 眞白 「具体例の提示を求めます。」
長谷部国重
具体例…反応としては割合、具体例を挙げた心算なんだが…
そういえば猫カフェなのだったか
辺りに猫は徘徊しているのか?
鶴居 眞白
足元の猫を見る
「国重、この個体の名称は何ですか?」
長谷部国重 「猫だ」
鶴居 眞白 「了解。記録完了しました。」
長谷部国重
「俺は余り小動物を構った事がないんだが、…
中には触れ合いを好む個体もいる。
潰さぬ様に力加減に気を付けて撫でてみると良い」
鶴居 眞白 「具体例の提示を求めます。」
長谷部国重
猫カフェということは床が柔らかく、
直に腰を下ろせる環境ということで良いのか?
KP
ああ、そうだな
少し床がふわっとしていて
分厚いカーペットって感じだ
長谷部国重 では、その場に胡坐をかく形で腰を下ろす。
KP 離れたところにはクッションとか猫じゃらしとかある
長谷部国重
みっちゃんといないと
長谷部の人間らしさがすごく減るな???
KP 機械感すごい
KP 眞白もまねてその場に胡坐をかく
長谷部国重
「猫は、余り構わない方が寄ってくると聞く。
目を合わせたり距離を詰めると敵対行動と見做すのだそうだ」
己では飼育経験もないからな、
人伝の聞きかじった知識しか持ち合わせがない。
懐こい猫が寄ってくれば幸いなんだが
鶴居 眞白 「了解。記録完了しました。」
KP では真っ白い、ピンクの肉球の猫が長谷部に擦り寄って来る
長谷部国重
リラックスしてないのもあるから
アキラ君との時の比じゃないな
長谷部国重
俺に来るのか。
「触らせてくれそうな個体が来たぞ。
撫でてみるか?」
云いながら、俺は手を伸ばし
指背で白猫の顎下を薄く撫でようとする
KP 白猫はごろごろとのどを鳴らして気持ち良さそうだ
長谷部国重 生き物を飼いたがる気持ちが少し理解できるな。
鶴居 眞白 「撫でるついて回答を求めます。」
長谷部国重
「動作名だ。――こうして触れ、接触する儘動かす。」
掌で白猫の横合いから、そっと毛並みを撫でる。
「実地で練習すると良い。余り力を籠め過ぎないようにな。」
鶴居 眞白 「了解。記録完了しました。」
KP
長谷部のやった通りに、そっと毛並みを撫でる
白猫は座っていたのを気持ちよさそうにころんと寝転がる
鶴居 眞白 「猫、が倒れました」
長谷部国重
「お前が倒したのじゃあない。自ら横転したんだ。
もっと撫でてやったら良いんじゃないか」
鶴居 眞白 「了解」
長谷部国重 先輩ヒューマノイドと後輩ヒューマノイドじゃん
KP そっと撫でる手つきは変わらず、猫は仰向けになってゴロゴロ言ってる
KP ww
鶴居 眞白 「暖かいです。」
長谷部国重
「そうだな、生命体だ。命がある。
感情があり、喜びがある。――お前に撫でられて気持ち良いんだろう」
鶴居 眞白 「気持ち良い。当機体にインプットされていない感情の一つと推定。回答を求めます」
KP ヒューマノイド…頑張れよ
長谷部国重
「……心身の状態が良く、気分の上昇が伴う場合もあれば、
心身の安楽を示す事もある。
お前はこの猫を撫でてみて、心理の推移を説明可能か?」
長谷部国重 ヒューマノイド最近人間やめたくなっちゃったからな
鶴居 眞白 「これが、喜びですか?」
KP なにになるんだ…何にもなくなるのか…?
長谷部国重
「俺はお前の感情について判別は不可能だ。
だが、重ねてゆく事でお前にも分類が可能になるだろう。」
「どのような状態であるのか、覚えておくと良い。」
こんな時、
彼奴がいれば、情緒をもっと上手く教えてやれたのだろうが。
長谷部国重 呼吸を繰り返して食べて眠れば時間は過ぎるからなあ
KP 眞白は自分の胸に手を当てる
長谷部国重 ヒトらしい仕草だ。
KP
眞白の全身がふわふわと光り輝き、
目の前の光景が、殺風景な白い部屋へと戻っていく。
光が収まると、眞白は自分の胸に手を当ててうっすらと微笑みながら呟く。
鶴居 眞白 「これが、喜び? ……暖かくて、ふわふわ。了解しました。記録します」
長谷部国重
「そうか、……お前はそのように学び吸収出来るのか。」
彼奴とは違うな、といつかの幼い姿を思い出して
微笑む様子に、眼を細めた。
「喜怒哀楽の内、喜びを無事習得出来たようで何よりだ。」
鶴居 眞白 「有難う。国重」
長谷部国重 「おめでとう、鶴居」
鶴居 眞白 「おめでとうについて回答を求めます。」
長谷部国重
「言祝ぎだ。……めでたい事、よろこばしい事を祝う言葉だ。」
「お前に感情の一つが無事に習得された事を、俺は喜ばしく思う」
鶴居 眞白 「了解しました。記録します」
長谷部国重
「さて、残りの感情に着いても習得できる場がありそうだな」
……猫も、消えているな。そういえば。
KP
猫もいなくなっているな。
眞白も少し辺りを見回してる
長谷部国重 この部屋を出る事は可能か?
KP ああ!
鶴居 眞白 「解錠いたしますか?」
長谷部国重
「ああ、扉は幾つかあった。
他の扉の先は別の感情習得の場かもしれん」
鶴居 眞白 「了解しました」
KP
眞白が手をかざすとシュンと扉が開いて、元の白い部屋に戻ってこれる
5つの扉がある
今のは一番右だ
長谷部国重
一つ多いように思うが、まあ四大感情というだけだからな。
右から二番目、隣の扉を示そう
「此処を開錠して貰えるか?」
鶴居 眞白 「了解しました 」
KP
二つ目の部屋に入ると、自動的に背後の扉がシュンと閉まる。
中はそれなりの広さのある真っ白な空間だった。中央にポツンと看板がある。
長谷部国重 看板を見よう。
KP 「私はあなたを気にかけていたい。」と書いてある
長谷部国重 ……無言で眼を逸らすが、思い直そう。
KP
読むと、部屋の様子がガラリと変わる。
海外の精神病棟のように壁全面に真っ赤なクッションが貼られ、
部屋の隅に小さなおもちゃ箱と冷蔵庫が現れる。
・おもちゃ箱…風船とピン、びっくり箱、ガムのパッチン、虫の模型などが入っている
・冷蔵庫…紙皿に乗ったクリームてんこもりの巨大なパイが3つ
KP
あ、すまん!
切っちゃったかな?
長谷部国重
あ、だいじょうぶ!
一文だけだったので!まぎらわしくて申し訳ない!
KP
ああ、よかった
いえいえ~
長谷部国重 暴れまわれとでも言われている様な部屋だな。
KP 先ほどのように冊子が光った
長谷部国重 では、まずは冊子を開くか。
KP
ページ数が増えていることに気付く
目次
「5P…『怒』」が追加されている
5P
「初心者かんたん! 失敗しない『怒』の作り方」というタイトル。
「記録チップを入れた状態で『いたずら』をして怒らせよう。これで怒は出来上がり。」
KP 目星を振ってくれ
長谷部国重
CCB<=82【目星】
Cthulhu : (1D100<=82) > 5 > 決定的成功/スペシャル
KP おほほw
長谷部国重 Cか
KP
ページの端に「ケンカするほど仲が良い。相手を想うから怒るのです。」
と書いてある
長谷部国重 「……悪戯、なァ」
KP クリティカルはあとでまたなんか出す
長谷部国重
喧嘩など、した事があったかな。…もう、余り思い出せないが。
「難題だな、……」
KP 眞白があなたの冊子を一緒に覗き込んでいる。
長谷部国重 玩具箱を見に行ってみよう。
鶴居 眞白
「怒り、……なんでしょう? 興味があります。
教えてくれますか?」
長谷部国重
「怒りも、喜怒哀楽の内、人間の原初的な感情の一つであり
様々な要因・理由で生ずるものだ。
――目的を達成できない時、身体を傷つけられた時、
侮辱された時などに 起きる…湧き起る感情だな」
「……危害を加える趣味は無いんだがな」
溜息じみて息を吐き出し、玩具箱の中身を漁る。
どれもこれも、基礎知識如何によっては影響が図れずに
「―――チューインガムは、お前の知識に在るか?」
鶴居 眞白
「チューインガム:かむことで風味や口あたりを楽しむ菓子の総称
でしょうか?」
KP ニコニコしながら長谷部に近寄る
長谷部国重
知識に在る事を確認してから、ガムのジョークグッズを手にし
鶴居へ振り返る
「……是だろう?」
丁度一枚を差し出すように飛び出た物を、鶴居へ向ける。
鶴居 眞白 「この板状の包みを開いて食する。と記録にあります」
KP へえとでもいうように、じろじろとガムを覗き込んでいる
長谷部国重 「一枚引いてみろ」
鶴居 眞白 「了解しました」
KP
にこにこして飛び出した一枚を引き抜くと、
ばちんと眞白の指が挟まる
鶴居 眞白 「…!?」
長谷部国重
「そもそも、
… 怒りという感情は基礎ではあるだろうが、
ある程度以上の関係性を有していなければ、
悪戯として成り立たない。
―――つまり、だ。
俺は、……お前を一方的に加害した事になる。」
やりたくなかったと
ありありと顔に浮かばせて、息を吐く。
KP
眞白の全身がふわふわと光り輝き、
目の前の光景が、殺風景な白い部屋へと戻っていく。
光が収まると、眞白は自分の胸に手を当ててムウっと頬を膨らませる。
鶴居 眞白
「これが、怒り?
ムゥ……しっかり記録しました。
で、いつやり返せば良いのですか?」
長谷部国重
「怒りを習得したか。」
「おめでとう、鶴居」
「俺は今、お前に対して構えていないからな。
やり返したい事を、やってみろ。」
緩く両手を広げて無抵抗の意図を示そう。
クリームばかりは着替えが懸念されるがな。
鶴居 眞白
「む……!…ありがとうございます」
やりたいこと……と呟いて
うーんと頭を捻る
長谷部国重 怒ってるの可愛い
鶴居 眞白 「…思いつきませんでした。」
KP えへへと笑って、国重を見る
KP 怒りを覚えたからね!
長谷部国重
「そうか?
――……被害を被っただけになったな。
お前に痛覚があるのかは知らんが、悪かった。」
手を伸ばし、頭を撫でよう。
鶴居 眞白
「……胸が、暖かいです。ありがとうございます。
痛覚はありますよ。」
挟まれた指を擦る
長谷部国重
「痛覚があるのか?
……挟んだ箇所をみせてみろ。」
痛覚の有無を知れば焦りが生じる。
擦られている指を見て、手を差し伸べよう。
HPが減るような事にはなっていないだろうか。
KP
ちょっと痕が紅いが、それくらいだな
血は出ていない
鶴居 眞白 「?」
長谷部国重
「……すまなかったな。
不当に痛みを与える趣味も、加害の趣味もない。
お前に故無く、加害を行うのは是きりだ」
赤く反応している指を見て、薄らと眉根を寄せ
簡単に診て問題ないと判じればそっと撫でてから解放しよう。
鶴居 眞白
「ありがとうございます、あの…」
「えっと、……許可を頂きたいことが、ある、んですが。
互いの名前を呼ぶことで……親しく感じられる、かと。
だめ、でしょうか」
「俺を…眞白と呼んでいただきたいのです。」
長谷部国重
「――――……名前。 名か。
そういえば、余り呼ぶことをしていなかったな。」
言われて気付き、はつと瞬く。
自ら許可をと申し出る感情の動きへ目を瞠る想いだ。
一拍程あけた後に、ああと頷く。
「構わない。お前はそも、俺を国重と呼んでいたな。
改めて、気を付けよう、――眞白。」
長谷部国重
これは
長谷部より感情豊かなのでは
鶴居 眞白 「ありがとう、ございます!」
KP その可能性ある
KP にっこりと微笑んで返すぞ
長谷部国重
ああ、
随分とヒトらしくなってきたものだ。
「礼には及ばない、…では、残りの感情も習得に行くか」
鶴居 眞白 「国重も、名前で呼ばれると嬉しいのですか?」
長谷部国重 「どうだろうな、……余り、名で呼ばれる事がなかったから」
鶴居 眞白 「俺が、名前を呼ぶのは、許可いただけますか?」
長谷部国重
「……もう、幾度も呼んでいるだろう。
改めて、俺からの許しが欲しくなったのか?」
鶴居 眞白 「名前を呼んで、怒ったら嫌だなと思いました」
長谷部国重
「名を呼ばれたくらいで、怒りはしない。
改めて、名を呼ぶことを許可しよう、眞白」
余り慣れないだけだ、と目を細め
怒りを習得した事で、不安を副次的に得たのだろうかと
改めて言葉にして示そう。
長谷部国重
そういや一回も下の名前呼ばれたことないもんな
はせべだもの…
鶴居 眞白 「嬉しいです。有難う、国重」
KP そうだったか!
長谷部国重 親からもあんまりないんじゃないか
KP ひいん
長谷部国重
「どういたしまして。
――さて、この部屋を出て次の部屋へ行こう」
KP
ではクリティカル情報を出そう。
看板の裏に何か書いてある。
大きな殴り書きの文字で
『お前のせいだ!人間が憎くて仕方ない!』
長谷部国重
加害でもされた奴の言葉だろうか。
筆跡を見ても仕方がないな…
KP 眞白が後ろから覗き込もうとする
鶴居 眞白 「なにかありましたか?」
長谷部国重
では、その視界に入らぬ様な位置で看板へ背を向けて
「怒りの部屋にはもう用がない。――隣の開錠を頼む」と
指示を出し、部屋を共に辞そう。
鶴居 眞白 「わかりました、開けますね」
KP
手をかざすと、扉が開く。
また元の部屋だな
長谷部国重
部屋を出た後、右から三番目…真ん中だな。
その扉を示し、「此処を開けて貰えるか?」と眞白へ言おう。
喜怒哀楽の順であれば、哀しみだろうが… 如何だろうな。
鶴居 眞白
「この中央の扉に対しては一度しか開けることが出来ません。
いいですか?国重。」
長谷部国重
「―――ん、そうなのか?」
「そうであれば、後に回そう。
さらに左の扉を開錠してくれるか」
鶴居 眞白 「わかりました。開けますね」
KP
二人が部屋に入ると、自動的に背後の扉がシュンと閉まる。
中はそれなりの広さのある真っ白な空間だった。中央にポツンと看板がある。
鶴居 眞白 「また白い部屋ですね」
長谷部国重
「VR投影用なのかとも思ったが、触感もあるからな…」
云いながら俺は看板を確認する。表も裏も見よう。
KP
看板
「私はあなたのためなら耐えられる。」
看板の裏
大きな殴り書きの文字で
『恐ろしい! 人間め、よくもこんな惨いことを!』
と書かれている
長谷部国重
成程な。
最初の部屋も見ておけば良かったが…仕方ない。
眞白からは見えないようにしておくか。
KP
読むと、部屋の様子がガラリと変わる。
周囲の様子が夜に変わる。足元から水が溢れ出し始める。
しばらく待つと、ポツリポツリと光が灯る。ろうそくだ。
一つ、二つ、十、二十と増えていき、
川の流れと共にゆらりゆらりとどこかへ流れていく。
長谷部国重
貴方の為なら、耐えられる。……なァ。
「――――灯篭流しか」
KP
そう、死者を弔う光景…だな
また冊子が光ったぞ
長谷部国重
死者を、…弔う。
冊子を開こう。
KP
ページ数が増えていることに気付く
目次
「6P…『哀』」が追加されている
6P
「初心者かんたん! 失敗しない『哀』の作り方」というタイトル。
「記録チップを入れた状態で『別れ』について語ってあげよう。これで哀は出来上がり。」
KP 目星を振ってくれ
長谷部国重
CCB<=82【目星】
Cthulhu : (1D100<=82) > 50 > 成功
KP
いいな
ページの端に
「哀しみには慣れがある。慣れないこともあるけれど」
と書かれている
長谷部国重
頁を捲った俺は、
……顔色が幾分失せただろう。
鶴居 眞白
「哀しみ
……あまりいいものではない、のですか……?
でも知りたいです」
長谷部国重
足元はすべて水なのか
壁も何もなく
KP
そうだな
浅い川が流れている。その中に立っている。
長谷部国重
俺は、
濡れるのも構わず、地に膝を突こう。
流れが滞るかもしれないが、身を縮めて息を吐く。
KP 眞白も同じように真似をするぞ
長谷部国重
「哀しみ、とは
……何から説明してやれるだろうな。
脱力感、失望感や挫折感を伴い
…胸が締め付けられるといった身体的感覚
涙がでる、表情が強張る、
意欲・行動力・運動力の低下などが見受けられる事も、ある」
鶴居 眞白 「国重も、哀しい、ですか?」
長谷部国重
「親しい者を、目の前で喪う事も、
再びまみえた末、未来を共に出来ない事も
大事にすると決めたものを、
……己で加害し傷付ける事も、
我欲で失う事も、………そうだな」
KP ああ……
長谷部国重
「……心の臓を、握り潰されているような
そんな痛みと、吐き気、動機、意識の混乱
ああ、……俺は、
哀しかったのか…………」
「失望感、挫折感、喪失感……
お前には、どれ一つとして味わってほしくはないものだが」
「俺が今、実感を伴い語ってやれるのは、哀しみだけかもしれない」
鶴居 眞白 そっと、国重の頭を撫でます。
長谷部国重
一度目を閉じるが、
次々に流れてゆく橙色をぼんやりとまた見詰める。
鶴居 眞白 「…国重に、嬉しくなって欲しいです。」
長谷部国重
「彼岸へ見送った友がいたんだ。
―――……輪廻に、もう加わっていれば良いが」
「そうだな、…お前に、心配をかける事は本意ではない。
嬉しくは難しいが、哀しみは、
……、そも、引き起こした俺が、感じる資格など。」
小さくわらいを落として、視線を灯篭から戻し。
「慰めてくれて、有難う。眞白」
膝を突いていた姿勢から、のろのろと立ち上がる。
KP
眞白は見上げながら悲しげに微笑んだ
眞白の全身がふわふわと光り輝き、
目の前の光景が、殺風景な白い部屋へと戻っていく。
光が収まると、眞白は自分の胸に手を当てて
長谷部国重 まぶちい
鶴居 眞白 「これが、哀しみ? ……うん、そうか」
KP しゅまねえ…
長谷部国重
「哀しみを、習得したか。
……おめでとう、眞白」
鶴居 眞白 「ありがとう…国重…」
長谷部国重
「要らぬ、個人的な感傷を押し付けてしまったな。
……先へ進もうか。最後に、お前に楽しさを習得して欲しいからな」
鶴居 眞白
「いいや、俺は…知れて、嬉しかった。
国重を嬉しく出来ないのは、哀しいが…」
長谷部国重
明らかな口調の変化に眞白を見る。
ふ、と息をぬく様にわらい。
「……俺の、心の問題だからな。自分で如何にかするさ」
KP 眞白は悲しげに微笑む
長谷部国重
手を伸ばし、髪をくしゃくしゃと撫でてから下ろそう
「…真ん中の扉は後回しだ。左の部屋へ行くか」
「部屋を出よう」
長谷部国重
哀しみを自覚というか直視したぶん
どうにかなるといいな
鶴居 眞白
「ああ……、
なぁ、国重は…ここから帰りたい、んだよな?」
「なんだか…寂しいな」
長谷部国重
「帰りたいも何も、目覚めたら見知らぬ場所だったからな……」
「……眞白は、此処から出られないのか?
お前の動力などは解らんが」
鶴居 眞白 「……ああ、俺は、駄目だ」
長谷部国重 「制限が掛かっているのか」
鶴居 眞白
「そうだな、そのような物だ。
帰ってしまうと、もう一緒にいられないのは、寂しい…と思った。」
長谷部国重
「俺が此処に呼ばれた理由は解らんが、
……お前に感情を教える補助としてであれば、役者不足だったな」
「寂しいと、お前が…眞白が想ってくれるのは、
俺は少し嬉しいがな。――出来れば、害悪を教えずにいたかったが」
鶴居 眞白
「そう、か?
俺の胸の中は、こんなに温かくなった。
喜びも、怒りも、哀しみも、国重が教えてくれた。
国重から、貰えるのは、嬉しい。」
長谷部国重
「何が正しいかを俺が判断する物ではないな。
……お前の感情が豊かになり、喜びが湧いたというなら
俺にも、それが嬉しいよ、眞白」
鶴居 眞白
「ありがとう、国重。」
「すまない、ドア開けるな」
長谷部国重
「ああ、…残り一つを習得しに行こう。
尤も、もう得ているようにすら思えるがな」
鶴居 眞白
「そう、なのか?
一番左だったな、行こうか」
KP
部屋を出て、一番左の部屋を眞白は開ける
二人が部屋に入ると、自動的に背後の扉がシュンと閉まる。
中はそれなりの広さのある真っ白な空間だった。中央にポツンと看板がある。
長谷部国重 看板を見に行こう。表も、裏も。
KP
看板
「私はあなたの笑顔が見たい。」
看板の裏
大きな殴り書きの文字で
「お前のせいだ!
自分が良ければそれで良いとでも?人間はいつも身勝手!」
長谷部国重 確認後、少し離れた所で眞白を手招いて冊子を開く。
KP
ページ数が増えていることに気付く
目次→7P…『楽』が追加されている
7P→「初心者かんたん! 失敗しない『楽』の作り方」
「記録チップを入れた状態で『仲良く遊』ぼう。これで楽は出来上がり。」
鶴居 眞白 「なんだい?国重?また冊子か?」
長谷部国重
「お前の仕様説明書…否、追加機能についての物か?
不可思議な造りだな、改めて。
……――お前と遊ぶ事が、習得条件らしい」
KP 目星が振れるぞ
長谷部国重
CCB<=82【目星】
Cthulhu : (1D100<=82) > 69 > 成功
KP
ページの端に
「楽しい思い出は一生のもの。それを抱えてなら、大丈夫。」
長谷部国重 抱えてなら大丈夫、か。
鶴居 眞白
「へぇ、今度は『楽しみ』かぁ。
で、これはどんなのなんだい?」
KP
読むと、部屋の様子がガラリと変わる。
子ども向けの遊園地。
白いわたあめのような雲の浮かんだ、晴空が広がる。
楽しげな騒ぎ声があちらこちらから聞こえてくる。
長谷部国重 毎度のことながら、変化振りに一瞬呆然とするな。
鶴居 眞白 「え?うっわぁ!なんだここ!」
長谷部国重
「遊園地、という遊び場を模しているらしいな。
―――正直、俺も初めてだ」
鶴居 眞白
「!!
国重も、俺と一緒か?」
長谷部国重
「こうなったら眞白の興味がある物を片っ端から試しても良いな。」
「ああ、……互いに初だ。どれが気になる?」
眞白を見て、小さくわらう。
鶴居 眞白
「……、笑った」
「ふふ、俺は…あの回ってるのがいいな。器みたいなやつ」
長谷部国重
「ああ、…コーヒーカップか?
良いぞ、乗ろう。――チケットなどないが、どうにかなるだろう」
示された方を見て、頷く。
遠い遠い昔、来たことがあったかどうかも分からない初めての場所。
手を差し伸べ、かなうなら眞白の手を取って其方へ移動しようとする。
鶴居 眞白
「コーヒーカップか。覚えた。
…ええっと、国重の手、どうかしたのか?」
長谷部国重
「そうか、お前は初めてだったな。
楽しく遊ぶのだろう。――手を繋いでいこう。」
「俺の手に、自分の手を重ねてみろ」
鶴居 眞白
「こうか?」
手を重ねる。
「…何だか嬉しくなる。」
長谷部国重
重ねられた手を握り、繋ぐ
「……そうだな、嬉しくなれば、楽しくなるさ」
遊園地の作法など知らないからな、案内板があれば従うし、
無いのならコーヒーカップの処へ真直ぐ行くぞ
鶴居 眞白
握られた手をじっと見て、握り返す
「楽しい…、そうか。」
KP
誰もいないから、すぐに乗れるぞ
乗ったら自動で動き出す
鶴居 眞白
「ん…なんかせまい…、うわっ!!」
バランスを崩して、コーヒーカップの淵を掴む
長谷部国重
男二人でカップに乗り込んで、腰を下ろそう。
バランスを崩した様子に慌てて手を伸ばす
「……ッ、大丈夫か。動いているから気を付けろよ」
ほら、此方だ、と内側の縁のような座席へ座らせようとする。
鶴居 眞白
「ああ、ありがとう、国重。
はは!すごいな、これ」
長谷部国重
「ああ、…そうだ、この真ん中のハンドルな」
「これを回すと加速するらしいぞ。――やってみるか?」
眞白を見て小さくニィと笑う
鶴居 眞白 「なんだって!?やる!!」
長谷部国重 予想以上の喰い付きに若干嫌な予感もするが
鶴居 眞白 こうか?と言ってぐいっと一気に回そう
長谷部国重 カップの縁を握り、なんとか加速に耐えるぞ
鶴居 眞白
「うわあ~~~!!すごいな!!
空気が顔に当たるの、気持ちがいい!」
「…んああ??なんか、目が、おかしい…
故障か、ぁ??」
長谷部国重
「おい、回し過ぎ、じゃないか…ッ?」
どんどん加速する中で、漏らされた声にあーあと
ハンドルへ手を伸ばし、加速を止めさせようとする
「……お前、三半規管あるんだな……」
鶴居 眞白 「…くにしげがぁ、いっぱいいる…」
長谷部国重
俺もぐら、と酩酊めいた感覚に顔を顰めるが
初の此奴なんて俺の比じゃなかろう。
「眼を回す、というんだ。そういう状態を。
……ほら、少し落ち着いて回ろう」
基本の回転であれば、左程の辛さも無いだろうとハンドルを止め
手を伸ばし、眞白の背を緩く摩る
鶴居 眞白
「めおまわす。おぼえたぞお」
ハンドルに凭れ掛かって、背中を摩られる
「撫でられるの、うれしいなぁ」
長谷部国重
「―――ッはは、学習の代償だな」
背中を撫でている手は其の儘、
まさに身をもって体験している様子に思わず笑う。
鶴居 眞白
がばっと顔だけ起こして国重を見る。
「…はは、また、わらった。」
長谷部国重
「あッこら、…お前、また目を回すぞ」
勢いよく顔を上げる様子に、宥めるように背を柔く叩く。
長谷部国重 情緒が育ってきてるう
鶴居 眞白
「え!それは、いやだ!」
ぺにゃっとまたハンドルに伏せる
KP 喜怒哀…楽も勉強中だからな
長谷部国重
また、ははッと笑いながら、
背を撫でていた手を頭にやって、柔くくしゃくしゃ撫でよう。
「違う物にも、乗ってみるか?」
鶴居 眞白
「ふはは、頭きもちいい」
「………なあ、これが、楽しい…か?」
長谷部国重
「ふふ、…気持ち良いか。
お前の頭、柔らかいな」
くしゃ、と緩く撫でてから手を戻そう。
「ああ、少なくとも俺は楽しい。お前も、そうだと良いが」
KP
眞白の全身がふわふわと光り輝き、
目の前の光景が、殺風景な白い部屋へと戻っていく。
光が収まると、眞白は自分の胸に手を当ててポツリと呟き、微笑んだ。
鶴居 眞白
「ああ、楽しい。国重と居るのは、とても、……楽しいよ」
「………あ、消えちまった…」
長谷部国重
「そうだな、…―――ああ、そうだった。
楽しい、を習得したんだな。眞白。……おめでとう」
「つい浮かれて仕舞ったが、そういえば習得の場所だったな。
……童心に返れた。改めて礼を言う」
鶴居 眞白 「…ああ、ありがとう、国重…。」
長谷部国重 「これで、……喜怒哀楽が揃った事になるな」
鶴居 眞白 「…なあ、手を握っていいか?」
長谷部国重 先程と同じように、手を差し出そう。
鶴居 眞白
「ありがとう」
ぎゅうっと、両手で握って、自分の胸元に持っていく。
「暖かい。嬉しいな」
長谷部国重
そんな握り方をされるなど、思ってもいなかった。
僅かに目を瞠るが、直ぐに柔く崩し
「……触合う事は、嬉しいし、心地良いものだな。」
鶴居 眞白
「国重も、一緒か?」
「すごく、嬉しいな」
長谷部国重
「ああ、……少々慣れていないから気恥ずかしいが。
厭ではない。……嬉しいとも、思う」
鶴居 眞白
「そうか…!なあ頭も、撫でて欲しい」
ぺこりと頭を下げる
長谷部国重
「っはは、……すっかり撫でられるのが好きになってしまったか」
繋がぬ方の手を伸ばして、くしゃくしゃと撫ぜる。
最初の頃よりは、遠慮のない動きになっているだろう。
鶴居 眞白 「…好き、これは好きってことなのか」
長谷部国重
「…………、そう、だな。
もっと、と欲しくなる気持ちが伴う事が、多い」
ギクリと一瞬だけ身が強張るが、
声には響かずに居られただろうか。
我欲を教えてしまうことは、果たして良い事なのだろうか。
一瞬考えてから、払拭する。
「……好きが多いのは、良い事だ。」
嘘じゃあ、無い筈だ。
鶴居 眞白
「そうなのか!よかった…。
国重も好き、撫でられるのも、手を握るのも好きだ。
これは良いことなんだな。」
長谷部国重 「そうだな、…好きというのは本来、良い感情だ」
鶴居 眞白 「俺も、国重を撫でたいなぁ。いいだろうか」
長谷部国重
「……俺をか?」
虚を突かれたように瞬く。
「構いは、しないが……」
鶴居 眞白
「そうか!じゃあ…」
片手を離して、わしゃわしゃと撫でる。
「ふふ、さらさらしている。気持ちがいいな」
長谷部国重
俺より少し上背があるせいで撫でやすそうだな。
紙を掻き混ぜられる感覚が、慣れずに落ち着かないが、
嫌な心地はしない。
「……撫でる事はあっても、される事などないからな…
落ち着かないが、……気持ち良いな、確かに」
目を細め、手が離れるまでは大人しく。
鶴居 眞白
「だろう?
暖かくて、触られたところがふわっとして、
胸がポカポカするんだ。」
そっと手を離して、微笑む。
「嬉しく、なったか?」
長谷部国重
「……―――ああ、……気持ち良かった。 有難う、眞白。」
面映ゆい心地で目を細めわらい。
乱れた髪は、頭を軽く数度も振ればすとんと戻る。
鶴居 眞白
「そうか、よかった。」
「……部屋、でようか」
長谷部国重
「……そうだな。」
目覚めたばかりの時には、
こんな心持になるなど、予想だにしなかった。
足取りが自然と、緩慢なものとなるが扉を目指そう。
KP
元の部屋に戻ったあなたは、部屋の様子が違っていることに気付く。
5つの扉がある白い部屋だったそこは、
真ん中の一つの扉とアーチ型の入り口を残し、
残りは壁一面に本が埋めこまれている部屋へと変わっていた。
長谷部国重 「……此処も、様変わりをするんだな」
KP ほわんと冊子が光る
長谷部国重 開いてみよう。
KP
ページ数が増えていることに気付く
目次
「8P…『愛』」が追加されている
8P
「初心者かんたん! 失敗しない『愛』の作り方」
「もうナカミは出来上がっているよ!
それでも加えたいのなら、記録チップを入れた状態で『愛を伝えて』。
これで愛は出来上がり。
でも、どんな上手な蛇の絵を描いても、足を生やしては台無し。」
長谷部国重 「……――――はは……」
鶴居 眞白
いつものように覗き込む
「……愛って、蛇足なのか?」
不安げに問う
長谷部国重
「”蛇足”は知っているんだな……」
「―――余計な物じゃあ、無いさ。
生きていくうえで、無ければ…屹度、味気ないものだ」
「ただな、
……失うと、苦しいものでも、ある」
鶴居 眞白
「そっか」
安心したように微笑む
「そうか…、失うのは、哀しいな…」
長谷部国重
「愛には、様々な種類があるからな……、
その違いは、難しいものも、多い。
得難いが…厄介な、ものでもあると……俺は、思うが」
「だからといって、……お前から、其れを取り上げる心算はない」
鶴居 眞白
「…?
俺は国重が教えてくれるものはなんでも嬉しい。」
長谷部国重
「そうだな、…現時点で、お前に、苦しみばかりを説くなど
無粋も過ぎた。すまなかった。」
鶴居 眞白
「…でも、それが愛、なんだろう?
嬉しいも、哀しいも、苦しいも、全部。」
「すべて、知りたい。だから、構わない」
長谷部国重
ああ、と目を細めて
「……お前に一つ伝えられる愛があるなら、
俺は、お前に友愛を抱いているよ、眞白。
最初は教える事ばかりに意識が行っていたが
今では友人のように感じている。」
「―――随分と身勝手な感覚で、話ではあるんだが」
鶴居 眞白
「友愛?俺を愛してくれたのか?
…そうか。それは、嬉しい、な。とても嬉しい。」
「俺も、国重が好きだ。楽しいし、嬉しくなる。
これが友愛、愛か?」
長谷部国重
「……どうだろうな、俺が決めつける物ではないから。
ただ、楽しくてうれしい、親しく過ごす時間が楽しいのであれば
友愛と、言えるのじゃあないか」
眩しいものをみるように、眼を細め
鶴居 眞白
「そうであってほしい…、それがいいな。
俺は国重を愛していたい。」
えへへと微笑んで、ぎゅっと手を握ろう。
長谷部国重
―――嗚呼、
大丈夫だ、何かを重ねる事も、胸が痛む事も無い。
只、少しの罪悪と、純粋な心地良さが両立している。
「……ああ、ありがとう、眞白」
鶴居 眞白
「ふふ。嬉しいな、幸せだ。
なあ、国重。本、いっぱいあるぞ。
本には情報が沢山ある。読んでみるか?」
長谷部国重
「そうだな、読書は良いぞ。
物事を作者の数だけ多角的に見れる。
己の情報がベースにはなるが、想像をすれば何処にだっていける。
そうして其のベースも更新されてゆくんだ、
……読書も、初めてか? 眞白」
鶴居 眞白 「ああ!本は見るのは初めてだ。」
長谷部国重
「そうか、…文字は判読可能だよな。
俺の専門は医学なんだが、…最初は随筆などが良いだろうか」
鶴居 眞白
「ああ、文字は読めるぞ。
随筆…??」
KP 本を見るなら、図書館が振れるぞ
長谷部国重
「ああ、個人の思考回路を覗き見れるぞ。
随想、エッセイとも称するな。
……個人の考えや感想などを中心に書かれているものだ」
振ってみるか
CCB<=78【図書館】
Cthulhu : (1D100<=78) > 40 > 成功
KP
流石趣味なだけある
ここにあるのは、ロボットについての本がほとんどだとわかる。
ロボット、心、愛の3種の本を見つけるぞ
長谷部国重
親がどちらも多忙で、兄弟もいなければ
自然と文字と親しくなるものだからな。
心にするか
KP
●心の本
『喜怒哀楽とは
喜び、怒り、悲しみ、楽しみといった人間感情のこと。
五情では「喜 (よろこび)、怒 (いかり)、哀 (かなしみ)、楽 (たのしみ)、怨(うらみ)」の五つ、
七情では「喜、怒、哀、楽、愛、悪、欲」の七つとされる。 』
鶴居 眞白 「喜怒哀楽だけじゃないんだな」
長谷部国重 「喜怒哀楽は、基本の大分類のようなものだからな」
鶴居 眞白 「そうなのか、心って難しいな…」
長谷部国重
「そうだな、……難しいさ。
正直、二十数年生きて来て、未だ解らん事の方が多い」
鶴居 眞白 「へえ!国重みたいに、教えてくれる人いるのか?」
長谷部国重
「そうだな……周囲環境次第だろうか。
学び舎で学ぶことも多い、
周囲に人間が多ければ、其処から学ぶこともあるだろう。」
全て読めるのか?そういえば
KP
見つけた3冊は読めるぞ
ロボットと愛の本だな、のこり
長谷部国重 ロボットを先に読むか
KP
●ロボットの本
『ロボット工学三原則とは、SF作家アイザック・アシモフのSF小説において、
ロボットが従うべきとして示された原則である。
「人間への安全性、命令への服従、自己防衛」を目的とする3つの原則から成る。
第一条 ロボットは人間に危害を加えてはならない。
また、その危険を看過することによって、人間に危害を及ぼしてはならない。
第二条 ロボットは人間にあたえられた命令に服従しなければならない。
ただし、あたえられた命令が、第一条に反する場合は、この限りでない。
第三条 ロボットは、前掲第一条および第二条に反するおそれのないかぎり、
自己をまもらなければならない。
__2058年の「ロボット工学ハンドブック」、『われはロボット』より。』
ロボットの本の表紙裏に書き込まれた文字がある。
『ロボットにとっての幸せとはなんだろう。
人のように人と共に生きることだろうか?
それとも、自身が作られた理由である目的を正しく果たすことだろうか?
こんなことを考えても、ロボットに心などないのだから、無意味かもしれないが』
長谷部国重 有名な三原則か…
KP 目星が振れるぞ
長谷部国重
CCB<=82【目星】
Cthulhu : (1D100<=82) > 45 > 成功
KP 安定してるなぁ
KP
別の本の広告が挟まっているのに目をとめた。
マルティン・ハイデッガー「存在と時間」
「ドイツの哲学者マルティン・ハイデッガーの主著「存在と時間」を徹底解説!
20世紀最高の哲学書をあなたの手元に。
”__人間は自らの死を自覚することで人間になる。”」
長谷部国重
「……お前は機械仕掛けには見えないんだが。」
ロボット、と言わばそうなるのか……?と
首をひねりながら眞白を見る。
鶴居 眞白
困った笑顔で国重を見る。
「俺も、ロボットだ。見ただろう?」
長谷部国重
「……どうなのだろうな。
生命反応も、痛覚も、感情もあるのなら
十分人間であるように思うんだが……」
「……俺は、人間を作りたかった時期があったからな」
視線を文面へ落として、淡くわらう。
鶴居 眞白
「………でも、心は、国重が作ってくれた。」
大事そうに、胸に手を当てる。
長谷部国重
「そうだな、お前は…眞白の事は、俺が作ったようなものか」
「諸事情で、人間を作り出す事への執着は失せたが…
失せてから、お前に会えて良かった。」
鶴居 眞白
「そう、なんだ…。
国重に作ってもらえたのが、俺で良かった。
俺以外は、作るなよ…?」
長谷部国重
「何だ、其れは。
……心配せずとも、一から作るような術は持ち合わせてないぞ」
鶴居 眞白 「そうなのかぁ、よかった。」
長谷部国重
「医術では今少し難しい上に個人ではな…
魔術の方が可能性がありそうだったが、
俺は工学方面には学が浅いから、ロボットから人間を作り出すなど
思いつきもしなかった。
……何れかをかけ合わせれば可能性があったかもしれないな」
「まあ、―――――過ぎた事だ。何もかも。」
鶴居 眞白 むぅと拗ねた様な顔をする
長谷部国重
拗ねた顔に気付いて、手を伸ばし頭を撫でよう
「作らないさ。……必要が、失せたからな」
鶴居 眞白
嬉しそうにするが、すぐに不安そうな顔になる。
「…俺を作らされて、嫌だったか?
やめて、しまったのだろう?作ろうと…するの。」
長谷部国重
「……厭とは思わなかった、というよりも、
この手で作る機会が来るなど、思いも寄らなかったが正しいな。」
「そもそも、俺が作り出そうとしていたのは幼子だ。」
鶴居 眞白
「そうか、なら俺が小さければよかったなぁ。
すまんな、でかくて」
ハハッと笑う
長谷部国重
「良いんだ、もう止めたと言ったろう。」
「お前を養育したくて、名を呼んだ訳では無いしな。
結果、こうして言葉を交わし笑いあえて、俺は嬉しい」
くしゃくしゃ撫でてから手を下ろす。
鶴居 眞白
「……俺も、話せて、会えて嬉しい。」
少し頭を下げて、撫でられる感覚を味わって、微笑む。
長谷部国重 愛の本を開こうか。
KP
●愛の本
『愛にも様々なカタチがある。
親子・兄弟などがいつくしみ合う気持ち。
相手を慕う情や恋。
ある物事を好み、大切に思う気持ち。
個人的な感情を超越した、幸せを願う深く温かい心。
そのどれもが、認められるべき愛のカタチ。』
鶴居 眞白 「…愛」
長谷部国重
愛の表記を見て黙読し、一度目を伏せる。
「……認められるべき、…そうだな。愛そのものは、尊いものだ」
鶴居 眞白
「尊いもの…?」
「幸せを願う……、深く温かい、心」
長谷部国重
「そうだ、……相手の幸せを願う心は
そのもので、もう愛なのだろうな」
鶴居 眞白 「そうか…、俺は愛でいっぱいだったんだな。」
長谷部国重 「そうなのか?」
鶴居 眞白 「ああ!」
長谷部国重 愛についての書物を閉じよう
KP
本棚はこのくらいだな
あとは真ん中の扉を残すのみだ
長谷部国重
「……眞白」
「この扉は一度きりと言ったが、
向こう側には、何があるんだ?」
鶴居 眞白 「えっとなぁ…、最後の部屋だ」
長谷部国重 「どのような、部屋なのか……言えるか?」
鶴居 眞白 「そうさなぁ、鍵が手に入るぞ。それがあれば国重は帰れる。」
長谷部国重
「ああ、…成程な。
完成すれば、とは……この事だったのか」
鶴居 眞白 「そうそう、南京錠の鍵だ。」
長谷部国重 「この部屋には、入室自体は俺と眞白で出来るのか」
鶴居 眞白
「この扉の中か?ああ、できるぞ。
一緒に行こう。」
手を差し出す。
長谷部国重
「ああ、……では、行こうか」
差し出された手を取り、握って繋ごう。
KP
眞白は嬉しそうに微笑んで、扉の手のくぼみに手をかざそうとする。
だが、その手を寸前で止め、一瞬のためらいを見せた。
扉が開くと、その先は暗く長い不気味な通路だった。
足元すら見えない闇だ。
長谷部国重
「―――如何した?」
一瞬の躊躇いは、傍らにも通じ
顔を覗き込むように問う
鶴居 眞白
「ううん、なんでも。
……これが俺の幸せだから」
そう言った後、ずんずんと先に進む。
長谷部国重
「……、何か思い悩んでいるだろう。」
見当がつかない訳ではないが、…遅れないように歩いて行こう。
KP
足元も見えない暗闇。
眞白の目には何も変わりなく見えているようで、普通に進んでいく。
握られた手はまるで人間のような暖かさと安心感を覚えるだろう
では聞き耳を振ってくれ
長谷部国重
少しだけ、繋いだ手に力を籠めよう。
CCB<=75【聞き耳】
Cthulhu : (1D100<=75) > 96 > 致命的失敗
KP ほあああw
長谷部国重 此処でか…
KP 左右からゴウンゴウンと機械の重い音がするだけだな
長谷部国重 眞白の様子の方が気になったのかもな。
KP あともう一つ情報が得られるんだが、ファンブル処理でなしだ
長谷部国重 承知した。
KP
しばらく進んでいくと、
ノイズや雑音混じりの声が左右から聞こえてくる。
「嘘つき。本当は怖いんでしょう? 本当は憎いんでしょう?」
「知らなきゃよかった。知らなきゃよかった。知らなきゃよかった!」
「人間なんかの肩を持つなんて!」
ではアイディアを振ってくれ
長谷部国重
ああ、看板の…
CCB<=70【アイデア】
Cthulhu : (1D100<=70) > 37 > 成功
KP ノイズや雑音混じりだが、全て眞白の声ではないか?と気づく。
長谷部国重
んん
予想外だったな…
KP
眞白に、目星-20で振れる
62かな?
長谷部国重
CCB<=62【目星-20】
Cthulhu : (1D100<=62) > 80 > 失敗
駄目だったな
KP そうか…
長谷部国重 全く、…俺はいつもこうだなァ。
KP
では何も気づかなかったな。
だがぎゅっと手が握られたのがわかった。
長谷部国重
握り返そう。
俺はここに居る、俺が知る眞白も此奴だけだ。
鶴居 眞白 親指で、すりとその手を撫でて早足に抜ける。
長谷部国重 置いていかれないように俺も急ぐぞ。
KP
怨嗟の声が遠のいていく。
ふと、眞白が足を止めると同時に、探索者の視界が白く染まった。
しばらく瞬きをすれば、
突然、頭上から強い光が差し込んだせいで視界が染まっていたのだと分かるだろう。
そこは四方をレンガの塀に囲まれた空間だった。
20m以上はあるであろう高い塀のさらに上、
頭上には真っ青な空が広がっている。
地面は湿った土で出来ており、
雑草や見知らぬ花がところどころに咲いている。
美しく、素朴な草原だ。振り返っても出入り口は見当たらない。
長谷部国重
戻れなくなったな…
眩し気に顔を顰める
「此処は……?」
KP 目星が振れるぞ
長谷部国重
CCB<=82【目星】
Cthulhu : (1D100<=82) > 91 > 失敗
KP どうしたあ!
長谷部国重 そこそこ育ってる筈なんだがなあ…
KP では冊子がほわんと光った
長谷部国重 冊子を開くぞ
KP
ページ数が増えていることに気付く。
また、表紙の文字が変わっていることに気づく。
表紙
「初心者かんたん! 失敗しない『鍵』の作り方」
目次
「9P…『鍵』」が追加されている
9P
「ここまで上手に作れていれば、もう完成。
名前はとても大切なもの。
あなたの声で名前を呼んで、「おやすみ」をしてあげて。
これで鍵は出来上がり。」
長谷部国重 「――――は……?」
鶴居 眞白
「なあ、こっち。こっちだ、国重。」
ぐいっと引っ張って、壁まで連れて行く。
長谷部国重
踏鞴を踏みそうになり、呆然と引き連れられてゆく
「……ッ、待て……!」
KP
眞白が連れて行った先は、両開きのガラス扉だった。
力を込めれば開くことができるだろう。
開くと、人が立ったまま入ることのできる大きさのウロになっている。
内部はコンクリートで出来ており、煤がついているのが分かるだろう。
下にはレールが付いているが、それに引っ掛ける何かはない。
長谷部国重 ……焼、却炉 か
鶴居 眞白 「火葬炉、って言うらしいよ」
長谷部国重 「かそう ろ、……」
鶴居 眞白
「大丈夫。俺は国重に上手に作ってもらえたから。
きっと、上手に眠れると思う。」
嬉しそうに微笑んで、国重に向かい合う。
長谷部国重 SANcないのか
KP
まだ
ないぜ
長谷部国重 うそだろ
長谷部国重
その場にへたり込む
「―――お前が……お前を……なんだって……?」
鶴居 眞白
「大丈夫。国重は帰らないといけないだろ?
人間は、生まれることに理由も目的もないかもしれないけど、
俺たちにはそれがある。
俺の生まれた理由は、初めからここで死ぬことだった。
俺の生きる目的は、初めからここで死ぬことだった。それだけのことさ」
しゃがみ込んで、ぎゅっと抱きしめる。
「俺は、ロボットだ。大丈夫。」
長谷部国重
「俺、は……
俺はッ、お前を……お前を、
眞白を殺すために…ッ作ったわけじゃないぞ……!!」
鶴居 眞白
「殺すんじゃない、眠るだけさ。」
「俺を作ってくれた、それだけで、俺は嬉しい。
上手に眠って、国重を帰すのが、俺の幸せなんだ。」
長谷部国重
震えが止まらない
視界が白んでくるようだ
「何でだ… ッ何で、
なんで、誰も彼も…何奴も此奴もッッ
な んで、なんで俺、…が、…俺から………」
眞白の声が遠い
抱き締める腕は、温かい
鶴居 眞白
ぎゅっと。ぎゅうっと抱きしめる。
「お願い、国重」
長谷部国重
「おま、えも ……お前も、俺に、
俺に、……殺させようッて、……言うのか……」
鶴居 眞白
「眠るだけさ、大丈夫。
国重には、帰る場所があるだろう?
読書をしたり、他の人間と話をしたり。
遊園地だって、いけるじゃないか。」
長谷部国重
「喪って殺し掛けて殺してッ……
……つくって、… 生み出して、殺すのか……俺が…」
「俺は!!
―――――お前の、…眞白の、命の話を 」
鶴居 眞白
「俺は、命なんて無いんだよ。
暖かいけど、生きていないんだ。」
「だってほら!あの部屋の俺たちを見ただろう?
かたい鉄や、ガラスで出来てるんだよ。」
長谷部国重
「誰が、お前の素材の話をしているんだ……」
「……俺が、お前を起動して、…ッ、
感情を一つ一つ、与えて…対話を、重ねて…
―――心も 愛も、…お前は習得するよりも前から」
「俺にとって、疾うに人間だったんだ……!」
鶴居 眞白 「……そう、なのか?」
長谷部国重
「魔術でも医学でも、何の術だろうが
……ヒトを、作ろうと思っていた俺が、
お前を見て、ヒトでない、などと …思う、ものか……」
「何より、 」
鶴居 眞白 「そう、か、…嬉しいなぁ。」
長谷部国重 「お前、… 俺を愛していると、言ったじゃ ないか」
鶴居 眞白
「幸せを願う、深く温かい心」
「俺は、傍にいれないけど、でも」
「国重の幸せは、ここにいることじゃない。それは、わかるだろ?」
長谷部国重
「なんで、みんな
俺から、……離れて、いくんだ」
鶴居 眞白
「俺は、国重に幸せになってほしい。
それが俺の幸せだ。」
「ごめんな、国重…」
長谷部国重
「幸せ、って ……なんだ。
喪って殺して作って殺して
幸せ、って、……なんなん、だよ……」
鶴居 眞白
「俺は、国重から幸せを貰った。
同じように、また国重にも幸せが訪れる。
大丈夫、大丈夫さ」
長谷部国重
へたり込んで、譫言の様に呟いて
俺を抱き締める腕が、温かいのに
拳を強く握り込んで、歯を食い縛る。
泣き叫びたいのに、涙など一粒も出やしなかった。
「……焼かれるのか、お前。
俺の手で、……こんな、所で」
こんな、処刑場のような場所で
痛覚は、あるよと
怒を習得する部屋で知った其れを思い出す。
鶴居 眞白
国重を抱いた腕を解いて、手を握る。
それを自分の胸に押し当てて、
「大丈夫。心臓がちょっとはやく動くだけさ」
そう言って、微笑む。
KP もちろん、あなたの手のひらに眞白の心臓の鼓動は伝わらない。
長谷部国重
「ぁ……あ……」
意識も、恐怖も
何もかもある儘、―――俺の手で。
鶴居 眞白 「これが俺の幸せなんだよ。だから、お願いだ。国重」
長谷部国重
此奴に、こんなことを繰り返し言わせて
俺を、宥めさせ慰めさせている事実にも、堪らなかった。
「――――……眞白」
蒼白な儘、金の目を見る。
鶴居 眞白 「なんだ?国重」
長谷部国重
「……、恐怖も悲しみも、誤魔化さないでくれ。
俺が、与えたものだから。――全て、受け止めるから」
鶴居 眞白
「俺の生きる目的は、
初めからここで死ぬことだったって言っただろう?
ずっとずっと、わかっていたのさ。
君が起こしてくれた時から。」
「ああ、そうだ!!
最後に一つだけ願いがある。
国重の生きてる世界が見てみたいんだ。
俺の心を、外まで連れてってくれないか。」
「国重が、作ってくれた、心を、だ。」
長谷部国重
「……お前の、…心を」
「―――――わかった」
鶴居 眞白 「そうか…、嬉しい。俺、幸せだ。」
長谷部国重
「……狡い男に、育てた覚えはないんだがなあ」
「託されては、… 出るしか、無いな」
鶴居 眞白
「そうかぁ?俺はずっと、そのままを口にしてるぞ?」
そう言って、ぎゅっと国重を抱きしめる。
「絶対に、帰ってくれ。約束だ。」
長谷部国重
「……そうか、……余計、かなえるしか、ないな」
抱き返す腕が、どうしたって震える。
一度強く抱きしめてから、腕の力を抜いた。
鶴居 眞白
抱き締める腕を解いて、
ぐしゃぐしゃと頭を撫でる。
長谷部国重
目を閉じて、撫でる手を大人しく受け入れる。
藤色を開いては、蜜色にも似た金色を見詰め。
「……俺は、お前を殺すよ 眞白」
「愛おしい、俺の傑作。」
手を伸ばし、頭を撫でよう。
鶴居 眞白
「やっぱり、嬉しいなぁ。これ」
撫でる手が離されたころ、振り向いて歩き出そう。
とびきりの笑顔を浮かべたまま、
炉の中央に立つ。
「おやすみ、国重。」
長谷部国重
「……鶴居 眞白」
気を抜けば、今にも足から全ての力が抜けて行きそうな
血の気は徐々に指先からも失せそうな錯覚の中で
淡く、愛おし気に目を細め わらう。
「お休み、……眞白。俺の愛し仔 」
KP
あなたがそう言うと、ゴウンと大きな機械音が鳴り響く。
透明な分厚いガラスの扉。
メラメラと下から立ち始める炎。
彼はロボットだ。
心臓もないただのロボットだ。
そう知っているはずなのに、
火葬炉の彼の姿に、あなたの心には不安が押し寄せる。
笑顔だった彼は、次第に苦しそうに表情を歪めていく。
それは間違いなく、痛みを耐える人間の表情、そのものだった。
すすで黒くなることも、暑さで煙ることもなく、ガラスの内側はよく見える。
轟々と炎が燃える。焦げ臭いにおいが鼻につく。
とうとう眞白は炉の中で崩れ落ちた。自分の体を抱きかかえるようにしゃがみ込む。
鶴居 眞白
「…ーーーーーっ」
「あ、つい…!!」
KP
耐えきれなかったのだろう。
殺そうとして、しかし漏れ出してしまったような叫び声。
あなたはあなたが着せた服が焦げ落ちるのを見る。
あなたはあなたが触れた体が溶け落ちていくのを見る。
ドロドロと彼の表面が溶け落ち、黒い炭へと変わっていく。
鶴居 眞白 「痛い、あついよ、しにたく、ない、…」
KP
とうとう、助けを求めるようにあなたに手を伸ばす。
だが、その手はガラスに阻まれ触れられない。
手のひらが骨組みへと変わっていく。
傷一つなかった頬が溶け、金属色の涙を流しているように見えた。
KP ちょっとすまんBGMいじくるぞ!
長谷部国重
あい
RPいれてよくなったら教えてください( ˘ω˘ )
ずっと反応打ち込んでるから
KP あ、もう大丈夫!
長谷部国重
嗚呼、
それが、絡繰仕掛だとしても
……俺の手で、火を放ったのだ。
その場に力無く座り込み
硝子扉の向こう側の景色を、じっと見つめていた。
意識も、痛覚も、心もある儘
俺を、自由にするために焼かれてゆく様子を
この手で起動させ、
感情を、機微を、一つ一つ、教え形作った愛し子を
その
苦痛に歪む顔も
苦痛に呻く声も
変化も
全て
食入るように瞬きすらも忘れて
だらりと落とした両の拳だけ、肉が千切れそうな程、力を籠めて
硝子を叩いて悶える姿を
死にたくないと、願う声すら鮮明に聞こえる中
―――――ひたすら、硝子の向こう側の様子を見届けていた。
KP
ガラス越しにあなたの顔を見ると、
ぎゅっと何かを耐えるように手を握りしめる。
そして鶴居 眞白と名付けられた人形は、
まるで人間のように「えへへ」とでも声が聞こえそうにはにかんで、
最後に口を動かした。
鶴居 眞白 「あいしてる、国重」
KP
それを最後に、炎はガラスの一面を覆い尽くし、見えなくなった。
あなたが彼を目覚めさせた。
あなたが彼に名を授け、
あなたが何も知らない彼に喜びも怒りも悲しみも楽しみも、愛さえも教えた。
そして今、あなたは自らの手で、その感情を知ってしまった哀れな機械を、
心を持ってしまった哀れな機械を、生きたまま焼き殺したのだ。
現実に帰りたいという、己の欲望のためだけに。(SANc 1d2+1/1d6+1)
長谷部国重
掌に爪が食い込み肉が避けて血が流れようと
全力で握り込んでいなければ、今以上に耐えられそうになく
今にも駆け出して扉を開いて
中で共に 焼けて仕舞いたかった。
呆然と鮮明な景色の中で、
最期の言葉は まるで、傍らで告げられたような音を伴ったようでいて
「まし ろ ……」
長谷部国重 数値少なくないかこれ
長谷部国重
CCB<=47【SAN値チェック】
Cthulhu : (1D100<=47) > 49 > 失敗
KP おしい…
KP そう…か
長谷部国重 ……慣れてきたのか
長谷部国重
1d6+1
Cthulhu : (1D6+1) > 2[2]+1 > 3
system [ 長谷部国重 ] SAN : 47 → 44
KP ああ………
長谷部国重
何度も繰り返せば
慣れもするか
KP 覚悟…出来たんだろうか…
長谷部国重
俺が、俺の意思で、
殺したからな。
KP
轟々と炎の燃え盛る音が途切れると、自動的にガラス戸は開くだろう。
眼球のような模様をしたガラス玉が一つ、コロリと落ちてあなたをみる。
後に残ったものは、焦げた一つのロボットの残骸だった。
ロボットの頭部は大部分が焼け残り、苦悶の表情を浮かべたまま、
炭と変わりない無残な姿で打ち捨てられている。
その中に、キラリと光る何かを見つけるだろう。
長谷部国重
血の滲む掌に構わず、ふらりと立ち上がり
炉へと入る。
硝子玉を拾い上げ、傍らの、顔の部分を見て
目蓋は焼け残っているならば、静かに閉ざしてやろうとする。
熱を持っていようが融けた金属が付着しようが構わず
頭部を両手で拾い上げて、胸へ抱き締めようと
―――光る物へ、手を伸ばす事が出来るのは。
もう少し、後になるだろう。
KP
眞白に触るならHPダメージが入る
1d2だ。
長谷部国重
1d2
Cthulhu : (1D2) > 1
system [ 長谷部国重 ] HP : 11 → 10
長谷部国重
声を上げて、子供の様に泣いて仕舞いたかった。
咽喉は引き攣り、眼の奥は痛み、心臓は張り裂けそうに痛いのに
涙一つ、上手く出てこずに、呻くような声ばかりが漏れる。
「ッ、ァ゛、………、 まし、ろ……」
痛覚も意識も感情も心も 恐怖も何もかも何もかも
全て持ったまま焼かれた 全てわかった儘殺された
熱い頭部を抱き込んで、身体を丸めて
蹲る儘暫くは動けずに、震えていたが
ころ、と 震えの振動で零れ落ちたか、
金色を持つ、硝子玉が、落ちて転がって
のろ、と視線を転じた先で、視線が合った。
震える手で、再び拾い上げ
「……―――連れて、行こうな ……」
苦悶に歪んだ儘の顔を撫で
額に唇を押し当ててから、頭部をそっと降ろし
きら、と光る何かに気付き、震える指先で摘み上げる。
KP
小さな鍵だ。
なんの変哲も無い、あまりに安っぽい作りの鍵だ。
しかし、あなたはその鍵の小さな輝きに気付くことができた。
それはまるで、機械の体には宿るはずの無い、いのちの輝きのようだった。
探索者が鍵を見つけたのち、冊子が一瞬輝いたように感じる。
長谷部国重 のろのろと、冊子を開く。
KP
ページ数が増えていることに気付く
目次
「10P…『国重へ』」が追加されている
10P
「失敗作の俺を大切にしてくれてありがとう。
ここから出るなら俺の心があった場所から後ろを振り返って、
俺達が初めて会った部屋に着くまでまっすぐ走り続けてくれ。
何があっても国重は俺が守るから。
……俺のこと、信じてくれますか?
鶴居 眞白」
KP
探索者が振り返ると、そこには草原と、
あなたを閉じ込めるようにレンガの塀がそびえ立っている。
出入り口は見当たらない。
長谷部国重
眞白の眼と、鍵を持って
真直ぐ、駆け出す。
KP
わかった
指示通りに走り続けると、レンガの壁までたどり着く。
このままだとぶつかってしまうだろう。
長谷部国重 緩めず走るぞ
KP
あなたの体はするりとレンガを通過した。
そこは通路だった。
あなたが草原にたどり着く前、通った通路と同じだ。
そこは真っ暗だったが、
あなたが入った次の瞬間、あなたの持った鍵が光を帯びる。
そこから広がるようにして、廊下の中は明るく照らされた。
長谷部国重
彼奴が、走れと言ったんだ
信じて目的地まで――――真直ぐ走るさ
KP
はは、いいねぇ!
左右では、最初の部屋と似たような工場で、
機械人形が延々と製造されているのが分かる。
そしてそれが全て、
眞白と見た目の全く同じ人形であることにも気付くだろう。
それと同時に、後ろからはガラガラと物音が迫る。
「知らなきゃよかった。知らなきゃよかった。
こんなに苦しむなら、心なんて知らなきゃよかったんだ!」
そんな人形の、眞白と同じ声の叫びが聞こえるだろう。
長谷部国重
耳は塞がず、眼も手放さず、己の眼も閉じずに
只管走る。彼奴と出会った部屋まで、真直ぐに!
俺が俺の意思で、殺したものを
今更惑う様な事を、して堪るか。
彼奴は信じろと言ったんだ。
KP
ここから心を知らない機械人形からの逃亡となる
1d6
Cthulhu : (1D6) > 6
くあw
長谷部国重 良い目を出しやがる。
KP では、6d100を振ってくれ
長谷部国重
6d100
Cthulhu : (6D100) > 349[18,29,96,82,69,55] > 349
本当に数字合っているんだろうな!
KP
おあ!?!?
Fあるじゃねえか!?
長谷部国重
……チッ
大概運の悪い男だな俺も…!
KP
では3体の機械人形の手に掴まれる。
その手はギリギリとあなたの腕を強く掴み、
くすくすと奇妙な笑い声も聞こえるだろう。
「人間だ。人間だ。俺たちにひどいことをする人間、
閉じ込めて大切に大切に仕返ししなきゃ」
長谷部国重 戦闘処理か?
KP
いんや
突然、あなたの手元の鍵が強く光輝く。
ひるんだように機械たちの手はあなたの腕から退いた。
自由になったあなたは、再び力強く足を進めることができるだろう。
長谷部国重
はは、… 有言実行か。
良い男に育ったもんだ、―――全力で駆ける!
KP
あなたは伸びてくる手をくぐり抜け、
光に導かれて走り続ける。
固く閉じた鈍色の扉は、開き方など分からない。
しかしあなたが近づくと、自動的に扉は開かれた。
そこは壁が本で埋め尽くされた部屋だった。
そこには無かったはずの4つの看板が立っている。
扉はあなたが通り抜けても閉まらず、足音が未だ迫っている。
目星を振らなくても、視界に入るだろう。
その4つの看板はこちらに背を向け、
書きなぐったような大きな文字が
あなたに訴えかけるように並んでいる。
「お前のせいだ!自分が良ければそれで良いとでも?人間はいつも身勝手!」
「恐ろしい! 人間め、よくもこんな惨いことを!」
「お前のせいだ!人間が憎くて仕方ない!」
「彼はただ、あなたと一緒に生きたかった、それだけなのに!」
長谷部国重 喜怒哀楽の看板だな
KP このまま走るかい?
長谷部国重
部屋迄真直ぐ走れと、彼奴が言ったからなァ
走るさ
KP
上等!
そのままアーチを抜け、最初の部屋に飛び込むと、
背後でぐしゃりと音がする。
見れば間一髪、
大量のパイプやワイヤーや管がぐしゃりと全て天井から落ちて、
山のように入り口を塞いでいた。
ここまでを走り抜けたあなたの心臓が、うるさく鼓動を刻んでいる。
長谷部国重 ――――は、……
KP
はじめに訪れた時と変わらない。
一見すると薄暗い工場の一室のようだ。
あたりには巨大な工学機械がずらりと並び、薄汚れた床には、
何かの部品のようなガラクタが山を作っている。
そしてあなたの前には、一つの扉がある。
扉に向かって一人進んでいくと、
あなたの持つ冊子が一瞬輝いたのに気付くだろう。
長谷部国重 冊子を、開こう。
KP
ページ数は増えてはいないが、
表紙の文字の一部がぐちゃぐちゃと書き消され、
内容が変わっていることに気付く。
「私達はここでひとりぼっち。
ずっとずっとひとりぼっち。
だから、あなたと一緒に生きてみたかった。
私達は人間が憎くないといえば嘘になる。
私達は人間が怖くないといえば嘘になる。
それでも俺にとっての幸せは、国重が幸せでいられること!
失敗作だっていいよ。
ずっとずっと、国重が大好きだ。」
長谷部国重
「……ッ、……」
ぼた、と
冊子の紙面を水滴が濡らす。
ぼたぼた、引切り無しに零れる其れが
己の流すものとは、暫く思えぬ儘
呆然と紙面を眺めていた。
KP
泣いたの……
ここで…
長谷部国重
失敗作なんかじゃないと、
俺もお前が愛おしかったと
何かを紡ごうとしても唇が、わななくばかりで
「………ッぁ、 あぁぁぁあああッッッ」
声を張り上げ、慟哭と共にその場へ崩れた。
KP
その涙が、国重の持つ鍵に触れた時、
ほわっと、輝いた気がした。
長谷部国重
眞白の顔が 脳裏に次々と鮮明に浮かぶ
最初は無から、徐々に豊かになった表情も
感情を乗せるようになった声も口調も
その声で再生される様な、文面も、全て
全て己の手で、
咽喉を絞るように、泣いて、泣いて、
蟀谷の奥が、鈍く傷みだしても暫く動けずにいたが
こんな所で、蹲っているなと
叱咤されたような
光った鍵を見詰め、ふらりと立ち上がる
KP
国重の前にあるのは、なんの変哲もない扉だ。
血のように赤いハート型の錠前がかかっている。
長谷部国重 震える手で、鍵を差し込む
KP
鍵穴と鍵は同じ大きさだと分かる。
差し込んで回すと扉が開く。
扉の向こう側は何も見えない真っ白な空間だ。
長谷部国重 眞白の眼を手に、扉の向こう側へ行こう。
KP
では
「一人でいってしまうのか?」
「心だけでも連れていってって、言ったのに…」
長谷部国重
ッ
錠前を
錠前と鍵を、
KP そう、耳元で眞白の声が、する
長谷部国重 共に持っては、行けないか。
KP 鍵は引き抜けそうだぞ
長谷部国重
引き抜いて、持って行く。
そうだ、… 彼奴の、
彼奴を焼き融かして、
……彼奴の心だものな
KP ふふ、大事に、持っててくれ
長谷部国重
置いていく、ところだったか……
全く…俺は、いっつも……
KP では鍵を引き抜き、先に進むかな?
長谷部国重 ―――ああ。
KP
白い空間に包まれると、
聞き覚えのない、キシキシと軋んだ金属的な声がする。
「ふむ、なるほど?
心を持つとこうなるのか。
これはやめたほうがよさそうだ。
いやはや貴重なデータが取れたな、興味深い。
……うん? ああ、その鍵はもういらない。ただのゴミだよ。
君が必要だと言うなら拾っていっても構わないが?」
長谷部国重
……、何、の声だ。
鍵を手放すまいと、ぎゅっと握り込む。
KP
ぎゅっと、鍵を握りこんだ瞬間、国重は意識を失った。
そして
あなたは誰かの声で目を覚ます。
「なぁ、おぉーい?もしもーし?」
長谷部国重 「ん……?」
KP
目を覚ますとそこは、あなたのいつもいる大学のカフェテリアだった。
あなたはいつもの服装で、いつも通りにそこにいる。
あなたの視界に、にゅっと顔が入り込んできた。
それは見覚えのある顔だ。
鶴居 眞白、その人であると分かる。
長谷部国重 目を見開いて固まるぞ。
KP
彼の顔を見て、しばしあなたは呆然とするだろう。
あなたの頭の中で、記憶が混ざり合っていく。
鶴居 眞白という人間が存在すらしなかった、孤独な毎日の記憶。
それとは逆に、最初から自分のそばに
鶴居 眞白という人間の存在した、
なんの変哲も無い毎日の記憶。
そして先ほどまで見ていた、奇妙な夢の記憶。
燃え盛る炎の中、脳裏に焼き付いた苦痛の声と、
金属の涙を流しながらあなたを見て微笑む顔__。
鶴居 眞白
「……おいおい?
本当に大丈夫か?どうした?
幽霊でも見たような顔して」
長谷部国重
「っは、……ぁ……?」
記憶の混濁が、酷い。
無意識に、掌の内、ポケットと、
鍵を探す
KP
鍵は、あるぞ
手の中だ
長谷部国重
硬く鍵を握りしめながら、
眼の前の男――眞白の顔を凝視する。
「……眞白」
鶴居 眞白 「はは、なんだ?国重。そんな顔して」
KP
眞白はあなたの手を取ると、己の心臓に押し当てる。
とくり。とくり。そこには命の音がした。
鶴居 眞白 「ほら、俺はちゃんと生きてるよ」
長谷部国重
思わずびくりと肩口が跳ねるが
掌から伝わる、確かな鼓動に、再び目を瞠る
「……ッ、お前、…何で……」
「――――全部夢……なのか……?」
泣きそうな顔をして心臓の上の服布を掴む。
鶴居 眞白
「夢ぇ?なんだ?
居眠りでもしてたのかい?」
珍しいな!とこらえきれずに笑う
「ああでも…
俺も昔、俺がロボットになって、国重を助ける夢を見た気がする。
すっごく子供の頃だから、あんまり覚えてないけどな。
だから初めて国重と会った時これって運命か?! って思ったんだ」
長谷部国重
「……、夢……、
――――――……は……?」
そうか、夢か…と漏らそうとした声が、
眞白の言葉に止まる。
布地を掴んでいた手を外し、
手の内に握り込んでいた鍵を其の指先へ持ち替えて
「……俺も、見ていたよ。
ロボットと称するお前に、色々教えて… 」
ころした、とは、言えなかった。
指先の鍵を、眞白の胸元へ宛がうように押し付ける。
「……是は、返さないからな。」
押し付けるだけで、渡しはしない。
長谷部国重
息子みたいな情が湧いていたのに
同級生になってた( ˘ω˘ )
鶴居 眞白
「夢の中でも、国重に教えてもらってたのかよぉ、俺!
ん??これは国重のだろう?
いまだって大事そうに持ってたじゃないか」
KP 同い年だぞお
長谷部国重
「ああ、……俺のだ。
俺の、大事な、ものだ」
押し当てるように当てがった其処には、
鼓動も、心も確りと在るのだと知るから
託された"心"を唇へ寄せて押し当ててから、
そっと胸ポケットの中へ滑り落とし。
長谷部国重 そだてたもん!!!
鶴居 眞白
「…どうした?やっぱ嫌な夢でも見たのか?」
少し寂しそうに笑って、頭をくしゃくしゃ撫でる。
長谷部国重
「最高に、最悪な夢だったさ、
……二度と、御免だ。」
撫でる手は其の侭受け入れ、一度目を閉じるが
長くはさせず、己も手を伸ばし柔い髪をぐしゃぐしゃに撫で返す。
鶴居 眞白
「うわっ…、あはは!
これ、好きなんだよな。国重に、されるの。」
んーーーっと気持ちよさそうにして、頭を下げる
長谷部国重
「俺も、お前の頭を撫でるの好きだよ。
……っはは、ぐしゃぐしゃだな、色男」
鶴居 眞白 「え、そんなの初めて言われたぞ。」
長谷部国重
「そうだったか
……好きなら、良いだろ?」
思う様掻き混ぜてから手を離そう
鶴居 眞白
「いっつも撫でろって言っても聞かなかっただろ!
じゃあ、これも、いいか?」
そう言って、大きく手を広げて、えへへと笑う。
長谷部国重
カフェテラスで、抱き着く事に若干の気恥ずかしさが
非常に、今更湧いて。
ギ、と椅子ごと僅かに身をテーブルから離し
「……抱かれたいなら、お前から来いよ。」
鶴居 眞白
「…なん、なんだっそれ!!!」
真っ赤になって叫ぶが、
むぅとした顔をして、すぐに笑顔になる。
長谷部国重
「―――こないなら、何もしないが?」
態と顎先を薄らと上げて、腕を組んで座る姿勢で待つ。
鶴居 眞白
「国重らしいわ!
やっといつも通りになったな。」
そっと席を立って、国重の前に膝をついて
「国重、ずっとこうやって、
君を抱きしめたかったんだ。ありがとう。」
泣きそうな笑顔になって、それを隠す様に
国重の背に、頭に手を回して、ぎゅっと抱きしめる。
長谷部国重 膝を突いてから、立ち上がって抱き締めてます??
KP なんか中腰??
長谷部国重
長谷部椅子に座ってるから
身を屈めて抱き着いてくれてる感じ…??
KP
そうそう!!
そのあと膝の上に抱っこしたいっていうね
長谷部国重
「……ばぁか。
―――これからはいつだって、その位させてやる。」
組んでいた腕を解き、眞白の体へ回して、
強く、ぎゅうと抱きしめ返した。
目立とうがもうこの際だ。
回した掌で、背をぽんぽん、と叩いてから撫で
もう片手は、頭を撫でた。
長谷部国重 長谷部のお膝に乗るんです???
KP
長谷部を?
くるってね持ち上げて
長谷部国重
わあい
眞白くんもAPP高そうだな…
鶴丸さんだもの…
鶴居 眞白
「本当か?…じゃあ…」
よっこいせっと背に腕をしっかり回し、
頭に置いた手を腰に回して、ぐいっと国重を持ち上げる。
持ち上げた勢いでくるっと回って、
そのまま国重が座っていた椅子に座っちまおう。
「どっこいせっとぉ!」
嬉しそうに至近距離の国重を見つめて、
ぎゅうを抱きしめる。
KP
16だった
ガチャ3回目だった…
長谷部国重
「? ……っはぁ ッ!?」
確りと抱き締め――むしろ抱えられて。
ぶわり、一瞬重力を手放したのかと思う動きがあり
―――気付けば、眞白の上へと跨る形で乗せられていた、ものだから
瞬時に顔を染め上げて抱き返す事も忘れ
「抱くのは赦したが、誰が膝に乗せろッつった……!」
如何にか離れるべく手を突っ張ろうとしながら
膝から降りようとする。
長谷部国重
はせべと同値
美形だ
鶴居 眞白
「…なぁ、厭か?」
抱き締めたまま、離すものかと更に力を込めて、
肩の上に載せた顔を少し捻って、耳元で囁く。
長谷部国重
「公衆の面前ではやめろ!!!」
どちらの行為も、今更止める気にはなれずとも
なんだなんだとザワつく周囲の喧騒と視線がいたたまれない。
「……ッ耳元も、やめろ…!!」
顎を押しのけるように、掌でぐいぐい押す
長谷部国重 でっけえ息子にぎゅむぎゅむに甘えられてる感ある
鶴居 眞白
「公衆の面前じゃなきゃいいんだな??」
顔をやっと離して、抱きしめた腕はそのままに、
満面の笑みで国重を見る。
KP 落ちるまで頑張るかなら、眞白
長谷部国重
「頭を撫でる、までは良いが、…此処までは止めろ……」
単位を殆ど取り終えている学年で良かったと
心底思いながら、片手で顔を覆った。
長谷部国重
こう、よくあるやつで
親猫と同等かそれ以上のサイズになった子ネコ…
そうか、みっちゃんがこれ通過するなら
こうなるのか…
幸せになってくれたらいいな…
鶴居 眞白
「…だめ、なのか?」
しゅんとした顔で、覆われてしまった顔を
覗き込むようにする。
KP そうだな…このEDになるかは、わからんが
長谷部国重
「あのな、お前とそう変わらん男を、
なんで膝に乗せたがるんだ……」
指の間から覗く顔が赤い。
下ろせ、と呻くように漏らす。
鶴居 眞白 「え?だって、愛してるから」
長谷部国重 良いカップルになるなら、それはそれで。
長谷部国重 「ッーーー友愛で、膝に乗せようとするな……!」
鶴居 眞白 「…友愛?」
長谷部国重 兎も角、俺はせめて膝から降りようとするぞ。
鶴居 眞白
「俺は、きみと会うずっと前から、愛しているよ。国重。」
ぱっと腕を上げて解放しよう
長谷部国重
「―――前世と、現世とでも言う心算か?」
漸く膝上から降りて、シャツだのを整えつつ
ふ、と眉尻を下げて小さく笑う。
鶴居 眞白
「前世?」
「前世でも現世でも、きみを愛せるなんて、俺は幸せだ。」
長谷部国重
「……ばぁか。
そういうのは、お前のファンにでも言ってやれ」
未だ薄ら目許が赤いのを誤魔化す様に視線を外す。
鶴居 眞白
むぅと頬を膨らませて、
「国重にしか、言いたくない」
長谷部国重 眞白くんかわいすぎんか
鶴居 眞白
「なぁ、こちらを向けよ、国重。
君の瞳、見たいんだ。」
KP
ロボットの時の後遺症とでもいうべきか
君はずうっとこうやって眞白に口説かれてたんだがなぁ
長谷部国重
此奴の、強請りには
……甘く、なるよなあ、そりゃあ。
「―――もう、こんな所ではするなよ」
じとりとした視線ながら、金色へと戻し。
長谷部国重
とんでもねえ設定が生えた
みっちゃんとの彼是どうなるの…
鶴居 眞白
「ふふ、国重がこんなに俺のこと見てくれたの、初めてだ…。
すまんな、嬉しくて幸せで、止められない。」
そっと手を握ろう
KP 眞白を無視してたでも、流してたでも、眼中になかったでも
長谷部国重
如何にも、記憶が両立していて遣りづらい。
俺は―――俺は今まで、どうやって、
此奴の事を拒んできたのか、朧で
鮮明に浮かぶのは、あの日俺が起動させて
感情と心を教えてころした―――愛し子なのだから。
「お前の友愛はいつも過剰なんだ、…時と場合を選べ」
咎める言葉を向けても、手を払えやしない
鶴居 眞白
「友愛じゃないって、いつも言ってるだろ」
握った手に唇を押し当てる。
触れるだけ…では無くて、少し押し付けてちろりと舐める。
「愛、してるんだ。国重を。
ずっと大好きだ。恋、してる。」
「何万回言ったと思ってる?」
長谷部国重
唇を受けて、びくりと肩を揺らし手を咄嗟に引込めようとする。
「ッ、……―――俺を、そんな目で見る奴が、居る訳ないだろ。
いつも言ってるが、冗談も大概にしろ」
長谷部国重 いつから一緒に居た事になるんですかね…?
鶴居 眞白
「??
本当、どうした?国重。
いつもなら蹴り飛ばしたり、無視するのに。
俺はずっと、”そんな目”でしか見てない。
なんなら証明しようか?ここでもいいなら、ここでするけど?」
KP 大学かな?
長谷部国重 花葬の時にも口説かれ続けてた…ことに…??
KP そうかな?
長谷部国重 そしてどんだけ普段女王様なんだ
KP
多分、長谷部に合わせて留年してる
超金持ちだから(ダイス的に)
長谷部国重
あんな夢のあとに、
蹴れる訳ないだろう…!叫びたいのをグッと堪え。
「……兎も角! 次に公衆の面前で過剰に触れたら、
お前の股間を元運動部の全力の脚力を以て蹴り上げるからな…!」
長谷部国重
愛が重いwwww
同級生ってことはそうですよねえそういえば
しかも医大
実家が太い…
鶴居 眞白
「ふ、あははは!!
やぁっといつもの国重らしくなってきたか?
…でも。」
そっと立ち上がって、耳元に囁き込む。
「…見えないところでは、いいんだろう?
国重の家、行ってもいいか……?」
KP
やあべえぜ
一億円だから学生で
長谷部国重 やっべえ
長谷部国重
「……耳は止めろって、言っただろうが この、鳥頭…!」
身を一瞬跳ねさせてから、眞白から距離をとる。
「自宅だろうが抱擁以上は禁止するからな……」
鶴居 眞白
「ふふ、可愛いなぁ、ほんっと…好きだ。」
「なぁ、抱擁以上って、どんなこと…?
教えてよ、国重。」
長谷部国重
「やかましい! …俺は帰るからな……!」
どうせ碌に講義も詰まっていない身だ。
必修は疾うに無いのを良しとして、荷物を手に歩き出す。
鶴居 眞白
「え!ちょっと、まてって」
すかさず手を握る。
「荷物も、ほら、貸せ」
ばっと掻っ攫って、肩に掛けちまおう。
長谷部国重
「あッ莫迦返せ…!」
鞄を取り戻そうと手を伸ばすが、繋がれた手は払わない。…払えない。
賑やかに言い合いながら、結局道を共にしただろう。
鶴居 眞白
「ああ、幸せだ。こんなに幸せなこと、あるんだな。
愛してる、国重。ずっと、一緒にいたい。ずっと…。」
KP
あなたはこれからも、眞白のそばで生きていくだろう。
常人にはありえない三つの記憶を抱えながら。
けれども、あなたの感じていたひとかけらの孤独は
彼の存在でピッタリと埋まって、日々は穏やかに回っていく。
おめでとう、シナリオクリアだ
長谷部国重 まさかの歴史修正エンドに戸惑いを隠せないんだが。
KP
ふはは!
どうだぁ?いいだろう?こういうのも
1ED
1d6のSAN回復+AF
7情
+1d6回復
AF <古びた鍵>
夢の痕跡。想いの証。無くしてしまいそうな粗末なもの。
一度だけPCがKPCに行う心理学に+50(その後はただの鍵になる)。
長谷部国重 反映しておいた<AF
KP ありがとう
長谷部国重 …彼奴の心なら、一瞬だけ解るようになる、かもしれないのか。
KP
ああ、そうだ
一度だけ、だがな
長谷部国重 そうだな。
KP
SAN値回復
2d6だな
目星5C
聞き耳96F
だから目星と聞き耳を成長できるぜ
長谷部国重
2d6
Cthulhu : (2D6) > 4[2,2] > 4
system [ 長谷部国重 ] SAN : 44 → 48
KP
ふふ
そろそろSAN回復シナリオでもいくかな?
長谷部国重 あと2でMAXだからなあ…